世界で最も活躍するベトナム人アーティストの方が
待望のアジア初個展を六本木で開催中です☆
◆ ディン・Q・レ 「明日への記憶」 ◆
会期:開催中 ~ 10月12日
時間: 10:00~22:00
火曜日は17:00まで
9/22(火・祝)は22:00まで
休み:なし
料金:一般 1800円、大学生・高校生 1200円、中学生以下 600円、65歳以上 1500円
会場:森美術館
六本木ヒルズ森タワー 53F
http://www.mori.art.museum/contents/dinh_q_le/
☆コンシェルジュ・バミのものしりになれる?!メモ☆
ディン・Q・レ氏
カンボジアとの国境付近のハーティエンに生まれ
10歳の時、ポル・ポト派の侵攻を逃れるため
家族とともに渡米。
写真とメディアアートを学んだ後
ベトナムの伝統的なゴザ編みから着想を得た
写真を裁断してタペストリー状に編む
「フォト・ウィービング」シリーズ(1989年~)
を発表し、一躍注目される。
綿密なリサーチとインタビューに基づき
人々が実体験として語る記憶に光を当てています。
国際舞台への出世作となった映像インスタレーション作品
《農民とヘリコプター》(2006年)では
自作のヘリコプターの開発に挑むベトナム人男性を中心に
ベトナム人と戦争との複雑な関係を巧みに描き出しました。
【概要】
ベトナム戦争終結から40年、日本にとっては
戦後70年の節目を迎えたいま
国家や社会の「公式な」歴史の陰で
語られることのなかった市井の人々の
名もなき物語を読み直しつつ、アートと社会の
より密接な関わりを探ることはきわめて
重要な課題ではないでしょうか。
本展ではディン・Q・レ氏の作品とユニークな活動を通して
私たちの過去と現在、そして未来について考えます。
◆見どころ
■ 森美術館初、東南アジア(ベトナム)出身アーティストの大規模個展
■ バラエティに富む、ダイナミックな作品の数々
■ ていねいな取材とインタビューに基づいて語られる新たな歴史
■ 日本のいまを捉える新作
■ 日本の戦後70年、ベトナム戦争終結から40年という節目の年に、歴史を再考・議論する場を提供
国際的な歴史的観点を踏まえつつ
アートに触れるよき機会になりそうですね。
(c)MORI ART MUSEUM