最近、気になる記事を見ました。
「キャラクターが限界」に近づいてきている・・・というお話です。
タイトルだけをみると、キャラクターを使った展開やプロモーションが
過熱ぶりが落ち着いてきたのかな・・・と言うように思われますが
本題はそうではなくて、「キャラクターを管理する(各地域の)担当者さんの対応が限界」ということなんです。
ゆるキャラブームで、地方の自治体がキャラクターを作りだしました。
それ自体は地域活性化などにプラスになることだと思いますのでよいことだと思いますが
そもそも、キャラクターは、「キャラクター自身が人格を持って活動する」ことによって
初めてキャラクターの価値観が出てきます。
もちろん、活動=アニメ化とかではありません。
マンガにしたり、グッツにしたり、さまざまなバリエーションを季節ごとに作ったり・・・
そういった、ある種の“動き”をもつことです。
どんなに有名なキャラクターでも、決めポーズをとっただけのイメージしかなかったら
そのうち飽きられてしまうでしょう・・・。
近年はやっている歴史ブームも、今までは写真や自画像だけでしかなかった
坂本竜馬や上杉謙信や直江兼続などなど、何かの形で動きだしたからこそ人気を呼んだのだと思います。
ちょっと話が横道にそれてしまいましたが
キャラクターの育ての親が、限界に来てしまっていて
せっかく産み出されたキャラクターが、十分に、思ったように活動できていない・・・
ということになっているのです。
せっかく産み出されたキャラクターが広告塔ではなくて、ランドマークになってしまうのは
色々な視点からみて、「あぁ・・・」という要素が重なってしまうので、とっても残念なことです。
イマクリ*スタイルが、そんな状況を少しでも改善、お助けできればよいのですが・・・。
新しく産み出す仕事も大事ですが、出来上がっているものを残していく・・・ということも大事なことですね。