今日から9月8日まで練馬区立美術館さんで
パリのファッションにちなんだ展覧会が開催されています☆
鹿島茂コレクション3 モダン・パリの装い
~19世紀から20世紀初頭のファッション・プレート展~
19世紀から20世紀初頭の
ファッションイラストの版画を紹介する展覧会です。
【会期】:平成25年7月14日(日曜)から9月8日(日曜)
【休館日】月曜日(ただし7月15日は開館、翌日休館)
【開館時間】午前10時~午後6時※入館は午後5時30分まで
【観覧料】一般500円、高・大生および65歳から74歳300円、
中学生以下および75歳以上無料(その他各種割引制度あり)
http://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/bunka/museum/tenrankai/modernparis2013.html
☆コンシェルジュ・バミのものしりになれる?!メモ☆
鹿島茂氏
1949年、神奈川県横浜市生まれ。
東京大学文学部仏文科卒業。同大学院人文科学研究科博士課程修了。
1991年『馬車が買いたい!』でサントリー学芸賞
1996年『子供より古書が大事と思いたい』で講談社エッセイ賞
1999年『愛書狂』でゲスナー賞を受賞、他著作多数。
共立女子大学教授を経て、2008年4月より
明治大学国際日本学部教授。専門は19世紀フランス文学。
執筆活動のみならず膨大な古書コレクションを所有する
コレクターとしても知られている。
本展では、19世紀から20世紀初頭のアール・デコの時代までに描かれた
ファッション・プレート(ファッションイラストの版画)を紹介し、
それぞれの時代の流行のファッションから、華やかな女性の装いを展覧します。
また、フランス史に名を遺した高貴な身分の女性たちの装いや
地方の伝統的衣裳、職業別の装いなどの風俗描写、
文学作品の豊かな世界観を再現したエレガントな挿絵を通して、
フランス近代の熟達したイラストレーションの世界を披露します。
併せて、京都服飾文化研究財団の貴重なコレクションより、
同時代を代表する華麗な衣裳を展示、
描かれた衣裳と実際の衣裳を見比べることで、
より立体的に当時のパリの装いを楽しむと同時に、
モダン・パリの雰囲気をお楽しみください。
◆ファッションプレートを手掛けたアーティスト◆
19世紀ではオーラス・ヴェルネ氏(1979-1863)
ルイ=マリー・ランテ氏(1789-?)
ガヴァルニ氏(1804-66)を、
20世紀初頭ではアール・デコの時代に活躍した
シャルル・マルタン氏(1848-1934)
アンドレ・マルティ氏(1882-1974)
ジョルジュ・ルパップ氏(1887-1971)を中心に取り上げます。
ジョルジュ・バルビエ氏も再登場します。
没年等詳細不明。
1824~38年までサロンに油彩画、水彩画を出品。
1817年からモード雑誌の挿絵を手掛ける。
図:ルイ=マリー・ランテ氏「上流階級と中産階級」より(出版年不明)
ガヴァルニ氏
1804-66。フランス、パリ生まれ。
国立技芸学校で製図を学ぶ。
1829年に風景画をサロンに出品。
その翌年から、モード雑誌のファッション・プレートを
手掛けるようになる。
19世紀フランスを代表する諷刺画家、石版画家。
図:「ラ・モード」より1830年
☆コンシェルジュ・バミのものしりになれる?!メモ☆ その2
練馬区立美術館とは?
1985年10月に開館。今年で27年目を迎える。
日本の近現代美術を中心に、斬新な視点・切り口で
開館以来156の企画展を開催。
コレクションも2,400件を越え、
重厚・軽妙・多彩な布陣となっている。
開かれた美術館を目指し、誰でも利用できる
ギャラリー・創作室が設けられている。
版画・・・懐かしいですね。
なかなかやろうと思っても
道具を揃えて、時間も用意しないと
なかなかできないものですね・・・。
版画とは思えないようなクオリティの高さ・・・。
まさに匠の技ですね・・・!
これを機会に、版画の世界をのぞいてみましょう♪
(c)Nao Kashima(NOEMA Inc.)