【イベント】のぞいてびっくり江戸絵画

芸術や匠の技は細部に宿ると言いますが

人間の目で見える“世界”は限界があります。

そこに登場した文明の利器が

芸術の世界にも影響を与えていた・・・という

そんなことが分かる展示会がサントリー美術館さんで開催中です♪

 

のぞいてびっくり江戸絵画 (6)

◆のぞいてびっくり江戸絵画

-科学の眼、視覚のふしぎ-◆

 

会期:開催中 ~ 5月11日(日)

会場:サントリー美術館

東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階

開館時間:10:00~18:00 (金・土は10:00~20:00)

※4月28日(月)、5月4日(日)、5月5日(月・祝)は20時まで開館

※4月19日(土)は「六本木アートナイト」のため24時まで開館

※いずれも入館は閉館の30分前まで

※shop×cafeは会期中無休

休館日:毎週火曜日

※4月29日(火・祝)、5月6日(火・休)は開館

http://www.suntory.co.jp/sma/exhibit/2014_2/?fromid=topmv

 

のぞいてびっくり江戸絵画 (5)

名所江戸百景 する賀てふ
歌川広重
大判錦絵
安政3年(1856)
個人蔵

 

 

江戸時代後期の日本には、蘭学の振興とともに

顕微鏡や望遠鏡など「視覚」に対する

従来の常識を一変させる光学装置が

海外からもたらされました。

 

 

のぞいてびっくり江戸絵画 (4)

重要文化財
不忍池図
小田野直武 一面
1770年代
秋田県立近代美術館

 

 

 

西洋の遠近法を用いた風景図や

顕微鏡による知見を取り入れた拡大図

博物学の知識を踏まえた写生図なども生まれ

江戸絵画は大きな変革期を迎えます。

 

 

のぞいてびっくり江戸絵画 (3)

名所江戸百景
深川洲崎十万坪
歌川広重 大判錦絵
安政4年(1857)
個人蔵

 

また、鏡や水面に映る映像、および影絵への関心も高まり

その面白さに注目した作品が多数制作されました。

本展では、こうした江戸時代後期に花開いた新しい〈視覚文化〉を

小田野直武、司馬江漢、葛飾北斎、歌川広重

らの作品を通してご紹介します。

 

 

のぞいてびっくり江戸絵画 (2)

重要文化財
雪華文蒔絵印籠
原羊遊斎(はらようゆうさい) 一合
天保3~11年(1832~40)
古河歴史博物館

 

 

のぞいてびっくり江戸絵画 (1)

カルペパー型顕微鏡 一基
1737年頃
ユニオン光学株式会社
(古河歴史博物館寄託)

 

 

 

重要文化財も多数展示される本展。

驚きと感嘆と・・・

イマジネーションが刺激されますよ☆

 

(c)SUNTORY FOUNDATION FOR ARTS.

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