「オカザリ」と聞いてなにを思い浮かべますでしょうか。
かんざしやブローチ、アクセサリーなども
「オカザリ」ですよね。
こんな「オカザリ」もありますよ・・・
「紙飾り」
1枚の紙から生み出される無限のアートに
足を踏み込んでみてはいかがでしょうか。
東北のオカザリ – 神宿りの紙飾り – 展
会期:開催中~9/15
時間:10:00~18:00 入場は17:30まで
休館日:火曜日
会場:多摩美術大学美術館
東京都多摩市落合1-33-1
入館料:一般 300円(200円) 大・高校生 200円(100円)
http://www.tamabi.ac.jp/museum/exhibition/140712.htm
1.上町法印神楽(宮城県 豊里町)
2.鯛幣(宮城県 早馬神社)
3.御幣「稲荷」(岩手県 江釣子・八坂神社)
4.人形御幣(宮城県 御賀八幡宮)
5.網飾り(宮城県 琴平神社)
写真は全て大屋孝雄 撮影
日本では古くから伝承されてきた
神を祀る紙による造形が盛んに行われてきました。
かつては日本各地に祭祀や神社や邸宅を飾る
紙飾りの文化が存在しました。
中でも東北地方では正月飾りとして
複雑な意匠を立体的に切り込んだ
豪奢な切り紙飾りが盛んに作られてきました。
それらは大規模な神社よりも
出羽三山信仰の修験道ともつながりのある
中小の神社や民家などを飾る
特殊技能として伝え広まったと考えられます。
この展覧会では、千葉惣次氏により蒐集された
東北地方(主に福島県、宮城県、岩手県)
に伝承された切り紙飾り
(オカザリ、切り透かし、御幣、梵天など)
および東北の生活文化を伝える郷土人形や
玩具、民具、古布なども展示します。
それに加え、千葉氏と共に度々東北地方を取材した
写真家の大屋孝雄氏による切り紙飾りや
東北の生活文化の写真作品も展示します。
また切り紙で絢爛に飾られた舞台で舞われる
宮城県の上町法印神楽の記録映像等も上映します。
これらは東日本大震災以前から記録された
貴重な資料と写真であり、その多くも
今は失われた文化になりつつあります。
しかし、独特なエネルギーに満ち、
多岐にわたる地域と様式・意匠の
多様性と美しさを伝えるべく遺された切り紙飾りは、
まさに自然と生活への畏敬を表す
“神が宿る紙飾り”として、
東北の文化や民俗に深く根付いてきたことを
教えてくれるでしょう。
6.切り透かし「金包」(福島県 養泉院)
7.十六下げの小飾り(宮城県 計仙麻大嶋神社)
8.萱葺き民家(岩手県 一関市大東町)
9.恵比須飾り手切り作業(岩手県 白澤神社)
写真は全て大屋孝雄 撮影
久々に紙と鋏で切り絵、切り紙飾りを
やってみてはいかがでしょうか☆
(c)2014 Tama Art University


