路地を入ってみると、小さなギャラリーやセレクトショップが
出来ていた・・・そんなことを経験することが
年々多くなってきていますが、いつもとはちょっと違った=非日常で
アートに触れてみると発見がありますよ☆
◆◆◆ 安西水丸展 ◆◆◆
会期:10月17日(金)~ 11月20日(木)
時間:11:00~19:00 日曜・祝日休館
入場料:無料
会場:クリエイションギャラリーG8
東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1階
http://rcc.recruit.co.jp/g8/exhibition/g8_exh_201410/g8_exh_201410.html
【展示内容】
シンプルな線と色で描き出す、どこかユーモラスで
温かみのあるイラストレーションが
幅広い層から愛された安西水丸氏。
イラストレーション、漫画、エッセイ、小説
絵本、翻訳など多岐にわたり活躍していた氏は
2014年3月19日に71歳で急逝する直前まで
机に向かい仕事をしていました。
安西氏は大学卒業後、アートディレクターとして電通に入社。
ニューヨークのデザインスタジオと平凡社を経て、1981年にフリーに。
イラストレーターになったのは30歳を越えてからでした。
また、仕事での活躍と並行して、大学とイラストレーションスクールの講師や
東京イラストレーターズ・ソサエティの理事長を務めるなど
イラストレーション界の発展と後進の育成にも力を尽くしました。
本展は、イラストレーター安西水丸の基ともいえる『青の時代』
雑誌の表紙や挿絵、村上春樹氏との数々の共著
絵本や漫画、エッセイ、展覧会の作品など
40年間の膨大な仕事の中から、原画を中心に
約300点をご紹介いたします。
また、年少期や大学時代の貴重な作品もあわせて展示いたします。
イラストレーションを描くときに大切にしていたのは
「がんばろうと思わないこと」。
がんばらないと描けないのなら
まだ勉強不足だと語っていた安西氏。
素の自分でイラストレーションと向き合うことを心がけ
描き続けた作品の数々を、ぜひ会場でご覧ください。
1 校内水泳大会ポスター 小学時代
2 中学時代
3 大学時代
4 私家版『夏の終わりー少女』 1969
5 『青の時代』 1980
6 「ガロ」表紙原画 1981
7 「YUMING/PEARL PIERCE」アルバム 1982
8 『螢・納屋を焼く・その他の短編』表紙原画 1987
9 「VOW」連載「毎日くん」原画 1980年代
10 『ふわふわ』表紙原画 2001
11 『おばけのアイスクリームやさん』表紙原画 2006
12 「POPEYE」表紙 2013
13 「月刊プレイボーイ」原画 2002-2007
14 『大衆食堂へ行こう』原画 2006
15 『たびたびの旅』原画 1998
16 「Number Do」挿絵原画 2011
17 「あじわい」表紙原画 2014
18 展覧会作品 1998
19 展覧会作品 2006
20 展覧会作品 2008
21 展覧会作品 2012
☆コンシェルジュ・バミのものしりになれる?!メモ☆
安西水丸 氏
1942年東京生まれ。イラストレーター。
日本大学芸術学部美術学科造形コース卒業。
電通、ニューヨークのデザインスタジオADAC
平凡社でADを務めた後、フリーに。
朝日広告賞、毎日広告賞、1987年日本グラフィック展年間作家優秀賞
1988年キネマ旬報読者賞受賞。
絵本、漫画、エッセイ、小説など著書多数。
小説集に『アマリリス』(新潮社)
イラストエッセイ書に『美味しいか恋しいか』(光文社)
訳書に『真夏の航海』(トルーマン・カポーティ著/ランダムハウス講談社)
『ハリーズ・バー』(アリーゴ・チプリアーニ著/にじゅうに)ほか。
東京イラストレーターズ・ソサエティ(TIS)
公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)
日本文藝作家協会、日本ペンクラブ会員、日本スノードーム協会会長
カレーライス協会会長。2014年3月19日逝去、享年71歳
荒川弘先生だったり、しりあがり寿先生だったり
尼子騒兵衛先生、弘兼憲史先生なども
サラリーマンから漫画家になられた先生方ですが
安西さんのように何歳からだって
好きなことを職業にして活躍できますね☆
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