1960年代から現在まで・・・
ジャンルに囚われず様々な芸術を追い続ける
赤瀬川原平氏の“半世紀”もの年月をかけ
創りだされた作品を惜しげなく魅せる企画展が
千葉美術館さんにて開催されています☆
◆◆◆赤瀬川原平の芸術原論 1960年代から現在まで◆◆◆
会期: 開催中~ 12月23日(火・祝)
開館時間: 日~木曜日 10:00~18:00
金・土曜日 10:00~20:00
※入場受付は閉館の30分前まで
会場: 千葉市美術館
千葉市中央区中央3-10-8 千葉市美術館
http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/
☆コンシェルジュ・バミのものしりになれる?!メモ☆
赤瀬川原平氏
1937年生まれ。
前衛美術家、漫画家・イラストレーター、小説家・エッセイスト、写真家
など、複数の顔を持つ芸術家。
前衛美術家としてその経歴をスタートし
1960年に篠原有司男氏、吉村益信氏、荒川修作氏らとともに
「ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズ」の結成に参加。
1963年には中西夏之氏、高松次郎氏と
「ハイレッド・センター」の活動を開始し
「反芸術」を代表する作家となる。
またこのころ制作した一連の《模型千円札》が
「通貨及証券模造取締法」違反に問われ
1965年より「千円札裁判」を闘う。
同裁判の控訴審が終了した1968年頃からは
漫画家・イラストレーターの領域に活動の場を移し
『櫻画報』の成功によって一躍パロディ漫画の旗手となる。
さらに70年代末より文学の世界に
本格的に足を踏み入れ1981年には芥川賞を受賞。
1999年、エッセイ『老人力』がブームを巻き起こす。
本展は、500点を超える作品・資料を通して
50年におよぶ氏の活動を一望します。
さらに土方巽氏、唐十郎氏、足立正生氏、小野洋子氏
瀧口修造氏、林静一氏、つげ義春氏、永山則夫氏
中平卓馬氏、鈴木志郎康氏といった方々との
交友を示す作品資料も展示されるということで
当時のより広い文化状況の一端も垣間見れそうです。
トークショーやイベントも多数行われていますので
気になる方はお早めにチェックしてください☆
(c)Chiba City Museum of Art