“アートは、見るだけでなく参加する”
そんな展覧会が増えていますね。
今回ご紹介させて頂く展覧会も
参加し体験することで、アートをより近く感じること・・・
アートってこんなに楽しいんだ、ということを教えてくれる・・・
そんな、観客者参加型の展覧会です。
◆◆◆ リー・ミンウェイとその関係展 ◆◆◆
~参加するアート―見る、話す、贈る、書く、食べる、そして世界とつながる~
会期: 開催中~ 2015年1月4日(日)
会場: 森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
http://www.mori.art.museum/contents/lee_mingwei/
台湾出身、ニューヨーク在住の
リー・ミンウェイ(李明維、1964年生まれ)さんは
1990年代後半から、さまざまな方法で
観客参加型のアートプロジェクトを展開し
数々の国際展に参加してきました。
本展は、リーさんの作品を網羅的に体験できる初めての大規模個展です。
さらに、リーさんの作品を歴史的、文化的な文脈から読み解く鍵となる
白隠氏、鈴木大拙氏、イヴ・クライン氏、アラン・カプロー氏
リクリット・ティラヴァニ氏、小沢剛氏などの
「参照作品」も同時に展示されます。
リーさんの作品の多くは、観客のみなさんが参加することで完成します。
いろいろな作品に参加して、「つながり」について一緒に考えましょう。
☆コンシェルジュ・バミのものしりになれる?!メモ☆
リー・ミンウェイ[李明維]氏
1964年、台中(台湾)生まれ。
現在ニューヨークを拠点に活動。
1997年、イェール大学大学院美術学部にて修士号取得(彫刻専攻)。
見知らぬ他人同士がそれぞれ信頼、親密さ、自己認識などの
意味を探ることを目的とした参加型のインスタレーションと
作家と観客が一対一で食事、睡眠、会話などの行為を共にするという
イベント的な作品の両方で知られる。
~個展~
ホイットニー美術館(1998年)
ニューヨーク近代美術館(2003年)
ロサンゼルス・カウンティ美術館(LACMA)(2004年)など。
国際展にヴェネチア・ビエンナーレ(2003年)
リヨン・ビエンナーレ(2009年)
アジア・パシフィック・トリエンナーレ(1999年)など多数。
~見どころ~
1.リー・ミンウェイのプロジェクトを総覧できる初の大規模な個展
2.さまざまなタイプの「参加型」アートを体験
3.個展でありながら、作品の文脈を読み解くために、他のアーティストの作品も併せて展示
4.リー・ミンウェイ氏本人が、各プロジェクトをビデオ解説
「アート」を表現することを楽しまさせてくれる
参加のできる展覧会。
イマジネーションを刺激させたいですね♪
(c)MORI ART MUSIUM, MORI ARTS CENTER