本物の日本のマンガを
“そのまま”世界のMANGAとして拡げる組織が誕生しました。
◆ ジャパン マンガ アライアンス ◆
Japan Manga Alliance
設立日:2015年9月1日
メンバー:株式会社アニメイトさん、株式会社 KADOKAWAさん
株式会社講談社さん、株式会社集英社さん、株式会社小学館さんの 5 社
本社:東京都板橋区弥生町、代表取締役:國枝信吾氏
【JMA 概要】
正式名称:株式会社ジャパン マンガ アライアンス(Japan Manga Alliance)
所在地:東京都板橋区弥生町 77-3(アニメイト本社内)
代表取締役:國枝信吾氏(株式会社アニメイト取締役)
取締役:塚本進氏(株式会社 KADOKAWA 常務執行役員)、峰岸延也氏(株式会社講談社取締役)
隅野叙雄氏(株式会社集英社コミック販売部部長)、相賀信宏氏(株式会社小学館取締役)
資本金:4 億 9600 万円
【設立の背景】
近年、海外において日本発マンガ・アニメの人気が非常に高まっています。
しかし、その一方で、日本の作品の情報が正しく伝わらない
海賊版が跋扈している等々、さまざまな問題が解決されずにいるという現状があります。
そうした状況に対応するため、著作権・権利関係がきちんと尊重され・守られ
ニセモノではなく、すばらしい本物の作品にファンが接する場所を提供し
日本マンガ・アニメのファンが爆発的に広まるインフラ作りを行うべく
上記の 5 社で合弁会社を設立しました。
最初の取り組みとして、東南アジアのタイ・バンコクに現地法人を設立し
さらに日本のマンガ・アニメショップを出店することを決定いたしました。
“ホンモノ”のマンガ・アニメ関連商品をファンが実際に手に取って
購入できる実店舗を運営し、海外における海賊版対策を強化し
日本のマンガ・アニメの海外展開をオールジャパンで強く促進することを
設立の目的としております。
また、最新情報の発信と現地リサーチをおこない
インバウンドの拠点を作ることも目指しています。
今秋には、タイ・バンコクに JMA100%出資の現地法人を設立いたします。
その後に出店するショップにおいては、国内のアニメイト同様にマンガ
アニメ、キャラクターグッズ、映像ソフト、フィギュアなど
関連商品を幅広く展開するとともに情報発信スペースも設けます。
【設立骨子】
日本のマンガ・アニメの宣伝およびファン獲得のための拠点を作ること
海賊版対策の拠点を作ること
海外展開のリサーチ機能を持つ拠点を作ること
インバウンド(訪日観光客誘致)の拠点を作ること
【JMA のショップをタイに設立する背景】
アジア諸国において日本のマンガ・アニメは非常に人気があり
人口規模から考えても今後さらに大きく伸びていく可能性を秘めています。
タイのマンガ・アニメ、ライトノベル及びグッズの市場規模は、KADOKAWA、講談社、
集英社、小学館の過去の実績から 50 億~65 億円あると推定しています。
海賊版市場は正規版市場の 2 倍以上あるとも言われることから
タイだけでマンガ・アニメ市場は 150 億~190 億円ほどであると想定できます。
また、東南アジア周辺諸国と比較しても出版点数、日本のマンガを翻訳する出版社の数が多く
日本のマンガ・アニメ文化が好意的に受け入れられています。
一方、2013 年 7 月から訪日タイ人に対しビザが免除されたことで
2014 年には 65 万人以上(対前年比 45%増)と、訪日タイ人観光客数が急増しています。
今回、直営店をオープンすることで今まで以上に幅広い作品や関連商品を
紹介することができるようになりますので、ファンの絶対数の増加
ひいては訪日観光客数の増加も期待できます。
クールジャパンという枠組みなどで様々な展開がされていますが
ジャパン マンガ アライアンスさんにも期待したいと思います☆