【Art】日伊国交樹立150周年記念 世界遺産 ポンペイの壁画展

日伊国交樹立150周年を記念とした

まさに森アーツセンターギャラリーならではの壮大なイベント

「世界遺産 ポンペイの壁画展」が2ヶ月以上の長期に渡り開催されています!

 

 

日伊国交樹立150周年記念 世界遺産 ポンペイの壁画展

 

 

◆日伊国交樹立150周年記念 世界遺産 ポンペイの壁画展◆

会期:2016年4月29日(金・祝)―7月3日(日) 会期中無休

会場:森アーツセンターギャラリー

〒106-6150 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ 森タワー52階

開館時間:午前10時―午後8時(5月3日をのぞく火曜日は午後5時まで)

※入館はいずれも閉館時間の30分前まで

 

 

【概要】

ポンペイ壁画の決定版!六本木の天空に蘇るイタリアの奇跡

紀元後79年、火山の噴火という悲劇的な終焉により

時代を瞬時に閉じ込めたポンペイの町。

18世紀に再発見されたポンペイの遺跡は

古代ローマの人々の豊かな暮らしを今に伝え

世界中を魅了し続けています。

 

 

 

1997年に「ポンペイ、エルコラーノ、トッレ・アヌンツィアータの遺跡地域」

として世界遺産に登録され

年間200万人以上の観光客が訪れるポンペイの遺跡は

「秘儀荘」を筆頭とする壁画の美しさで知られ

〈ポンペイの赤〉と呼ばれる特徴的な色彩は

一度目にすると忘れられない鮮やかさです。

本展は、ポンペイの出土品の中でも最も人気の高い壁画に焦点を絞り

壁画の役割と、その絵画的な価値を紹介するものです。

 

 

 

 

《赤ん坊のテレフォスを発見するヘラクレス》

日伊国交樹立150周年記念 世界遺産 ポンペイの壁画展

 

 

 

 

本展では、壁画コレクションの双璧である

ナポリ国立考古学博物館、ポンペイ監督局の貴重な作品約80点を厳選し

「第1章 建築と風景」

「第2章 日常の生活」

「第3章 神話」

「第4章 神々と信仰」と描かれたテーマごとに紹介し

古代ローマの人々が好んだモチーフや構図、その制作技法に迫ります。

 

 

あらゆる建造物を美しい絵画で飾り、人生を謳歌した人々の美意識を

当時の室内を飾ったすがたそのままに

一連の空間装飾として一部再現展示します。

出品作品のなかでも皇帝崇拝の場であるアウグステウムから出土した

《赤ん坊のテレフォスを発見するヘラクレス》は

ギリシャ神話を題材にした美しい壁画で

本邦初公開であると同時に

海を渡って初めて持ち出される大変重要な作品です。

ポンペイ壁画のまさに決定版ともいえる展覧会を、ぜひご覧ください。

 

 

 

 

《テセウスのミノタウロス退治》

日伊国交樹立150周年記念 世界遺産 ポンペイの壁画展

 

《ケイロンによるアキレウスの教育》

日伊国交樹立150周年記念 世界遺産 ポンペイの壁画展

 

 

六本木ヒルズに出現する古代空間、2000年前へのタイムスリップ

日伊国交樹立150周年記念 世界遺産 ポンペイの壁画展

あらゆる建造物を壁画で飾り、その空間と生活を謳歌した古代ローマの人々。

本展では、当時の人々の美意識とスケール感を体感できるように

「カルミアーノの農園別荘」と呼ばれる建物の一室を

立体展示で再構成します。

 

ポンペイの赤が印象的な16枚の壁画パネルを

2000年前の室内空間さながらに鑑賞する貴重な機会。

六本木ヒルズの近未来空間に出現する古代空間をお楽しみください。

 

 

 

カルミアーノの農園別荘 後1世紀 ポンペイ監督局蔵

《ディオニュソスとケレス》

日伊国交樹立150周年記念 世界遺産 ポンペイの壁画展

 

《ディオニュソスの凱旋》

日伊国交樹立150周年記念 世界遺産 ポンペイの壁画展

 

《ポセイドンとアミュモネ》

日伊国交樹立150周年記念 世界遺産 ポンペイの壁画展

 

 

六本木とポンペイというかつてないスケールの高いコラボ、

非日常的な空間に浸れること間違いなしですね!

これを機にポンペイの魅力に癒やされてみてはいかがでしょうか?

 

 

(C) The Tokyo Shimbun

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