日本とも関わりの深いベルギーの画家
ピエール・アレシンスキーさんの回顧展が開催されています。
力強い筆遣いに思わず圧倒されてしまいそうです♪
◆ ピエール・アレシンスキー展 ◆
開催期間 : 開催中~2016年12月8日(木)
※休館日なし
開館時間 : 10:00~19:00(入館は18:30まで)
毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
入館料 : 一般1,400円/大学・高校生1,000円/中学・小学生700円
会場 : Bunkamura ザ・ミュージアム
〒150-8507 東京都渋谷区道玄坂2-24-1
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/16_alechinsky/
圧倒的な筆の勢いと、抽象と具象のはざま
独自の画風で勝負する画家ピエール・アレシンスキーさんは
ベルギー現代美術を代表する作家の一人です。
日本とも深い関わりを持ち、禅の画家・仙厓を師と仰ぎ
また前衛書道家・森田子龍さんと交流し
自由闊達な筆の動きに影響を受けました。
日本を訪問した1955年には「日本の書」という短編映画を撮影します。
さらにアレシンスキーはコミック本に刺激され
枠を設けて描く独特のスタイルを生み出しました。
また著作も多く、文筆家としても活躍するアレシンスキーさんの
絵画作品には、文字や言葉に対する強い思い入れが随所に
見受けられるのも特徴です。
90歳近い現在も常に新たな作品を発表しつづける
実力派の画家ピエール・アレシンスキーさん。
本展は日本・ベルギー友好150周年を記念して開催される
日本初の待望の回顧展です。
日本の書道や漫画に影響されたという彼の作品は
ベルギーという遠く離れた土地の画家にも関わらず
どこか懐かしささえ感じてしまうかもしれませんね♪
(C) Bunkamura