江戸時代に人気を博した長崎版画の魅力を
余すところなく見ることのできる展示会が開催中されます。
日本がなのに異国の香りが漂う版画には
不思議な魅力がありますね。

◆ 長崎版画と異国の面影 ◆
会期 : 2017年2月25日(土)~3月26日(日)
開館時間 : 9時30分~17時(入館は16時30分まで)
休館日 : 月曜日(但し3/20は祝日のため開館し、翌日休館)
観覧料 : 一般650円、高校・大学生450円、小・中学生200円
http://www.itabashiartmuseum.jp/exhibition/ex170225.html

祝砲を放ちながら長崎港に入港するオランダ船や唐船
ギヤマンの杯や肉料理が並ぶ出島商館員の食卓など
海外との貿易都市である長崎に材を求め
異国趣味に溢れた町の雰囲気を伝える版画があります。

江戸中期から100年以上もの間、長崎で版行され
主に土産物として親しまれた「長崎版画」です。
市中にあった複数の版元が、制作から販売まで
一貫して手掛けたこれらの版画には、作者の署名どころか
版元名すらないこともしばしばでした。

本展覧会は、長崎版画の源流とされる蘇州版画や
その影響が色濃い初期作品から、報道性を盛り込んだ
幕末の作品まで約100点により、長崎版画の多彩な魅力を
紹介する近年にはない内容となっています。
さらに、長崎で描かれた異国の面影を感じさせる
肉筆作品約30点も展示し、長崎版画を取り巻く諸相も探っています。




長崎版画はかなり長い期間に渡って
お土産品として愛されていたそうです。
写真などがなかった当時、長崎の様子を知るために
庶民に広く必要とされたのでしょうね。
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