2月16日に死去されたディック・ブルーナさんの
作品の魅力に迫る展示会が開催されます。
日本でも数多くのファンに愛されてきた彼の作品は
決して色褪せることがありませんね。
◆ シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン展 ◆
開催日 : 2017年4月19日(水)~5月8日(月)
開催時間 : 10:00~20:00
※入場は閉場の30分前まで
※最終日は17時閉場
入場料 : 一般800円/高校生600円/小中学生400円
前売り券 : 一般600円/高校生500円/小中学生300円
※4月18日まで販売
会場 : 松屋銀座8階 イベントスクエア
絵本「ミッフィー(うさこちゃん)」シリーズで有名な
オランダ人絵本作家、ディック・ブルーナ。
グラフィックデザイナーとしての顔を持つブルーナーは
ペーパバックシリーズ「ブラック・ベア」を代表とする
温かみのある名作を数多く残してきました。
作品に共通する特徴は「シンプル」であること。
余計なものを極力削ぎ落としつつ、独自のユーモアや
情感を織り込む「シンプルさ」が常に作品に潜んでいます。
今回の展示では200冊を超えるペーパーバック
約40点のデザイン原画やスケッチ、ミッフィーやボリスなどの
絵本原画約30点にポスターなどの複製を加えた約500点を展示し
ブルーナーの「シンプル」を紹介します。
どれもシンプルに構成されているからこそ
世界中で愛されているのかもしれません。
無駄を極限まで削ぎ落としたデザインなのに
どれもあたたかみを感じるものばかりですね。
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