浮世絵画家が描いた妖怪百物語は
どこかユーモラスで魅力がいっぱいです。
今回の展示会では約100展が大公開されますよ♪
◆ 月岡芳年 妖怪百物語 ◆
会場 : 太田記念美術館
東京都渋谷区神宮前1-10-10
会期 : 開催中~2017年8月27日(日)
※7日、14日、21日は休館
開館時間 : 10:30~17:30
※入館は17:00まで
入館料 : 一般1,000円/大高生700円/中学生以下無料
http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/月岡芳年 妖怪百物語
月岡芳年氏は幕末から明治にかけての浮世絵師です。
歌川国芳の門下であり、明治時代には最も人気のある
浮世絵師の一人として第一線で活躍し続けました。
芳年は武者絵、歴史画、美人画など幅広いジャンルの作品を
手がけましたが、生涯に渡って力を注いだテーマとして
歴史や伝説、小説、芝居などの怪奇的な物語に取材した
妖怪画があります。
彼が手がけた数多くの作品の中でも、画業の初期に描いた
26図からなる揃物「和漢百物語」と
最晩年に手がけた36図からなる揃物「新形三十六怪撰」という
二つの作品は、ともに多数の妖怪たちが登場する怪奇画集の
傑作として知られています。
本展では、「和漢百物語」と「新形三十六怪撰」を
それぞれ全点公開するとともに、初期から晩年までの作品を
あわせて約100点を出品し、芳年が描く妖怪画の世界を紹介されています。
9月以降には引き続き月岡芳年氏の
「月百姿」という展示会が開催されます。
両方合わせて彼の描いた世界を楽しめるチャンスですね。
(C) Ōta Memorial Museum of Art.