その巨大さから美術館や画廊などでは
展示することが非常に難しいとされてきた
作品がVRという形で発表されています。
◆ 樹海VR ◆
対応デバイス : Oculus Go / Gear VR
料金 : 無料
利用方法 : 下記公式サイトよりOculusキーを発行
https://www.griotgroove.com/jukai
80年代からマンガの前衛を走り抜いてきた
奇才・根本敬氏によって手掛けられた
巨大なペインティング作品が《樹海》(2017)です。
会田誠をアドバイザーとして須田哲工場の一角にて
半年かけて作成されたその作品は
パブロ・ピカソの《ゲルニカ》(1937年)とほぼ同サイズの
333.3×788cmという圧巻の存在感を放ちます。
その巨大さゆえに、「鉄工島フェス」(2017年10月)での
初披露、ミヅマアートギャラリーでの展示後は
なかなか鑑賞する機会を得ることが難しかった作品です。
今回、そんな《樹海》がVR空間上で完全再現されています。
香山リカ著の『ヘイト・悪趣味・サブカルチャー 根本敬論』
ロマン優光著の『90年代サブカルの呪いなどでも紹介され
注目を浴びている作品を近くからつぶさに
観察することができます。
小さいサイズでも迫力が伝わってくるような作品を
360℃ぐるりと見渡せば更に大迫力間違いなしです。
VR機器をお持ちの方はチェックしてみては
いかがでしょうか?
根本敬