『写楽を超え、歌麿に挑み、北斎と競った男』
そんな歌川豊国の展示会が開催されます。
浮世絵の奥深さを感じられる内容ですよ。

◆ 生誕250年記念 歌川豊国 ―写楽を超えた男 ◆
会期 :開催中~2019年9月29日(日)
※9月16日より一部の作品を入れ替え
会場 : 太田記念美術館
東京都渋谷区神宮前1丁目10-10
開館時間 : 午前10時30分~午後5時30分
※入館は午後5時まで
休館日 : 毎週月曜日
※祝日の場合は開館、翌日休館
入館料:一般1,000円/大学生700円
中学生以下無料
http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/toyokuni


2019年は初代歌川豊国の生誕250年にあたります。
歌川豊国は歌川派の開祖豊春に入門し
寛政時代(1789~1801)に東洲斎写楽、勝川春英らと
役者絵の分野で競いました。
豊国の透明感のある爽やかな画風は、
「あまりに真を描かんとて」と当時評された東洲斎写楽を退け
役者絵の世界を席巻したのです。
豊国は美人画でも、人気絵師である喜多川歌麿に挑み
歌麿描く艷やかな女性とは異なる
健康的で柔らかな雰囲気の女性を描いて人気となりました。
また読本や合巻といった版本挿絵の世界では
葛飾北斎とも人気の上で互角に渡り合い
精力的に作品を生み出しています。
さまざまなジャンルの第一線で作品を描き続けた
豊国のもとには、才能あふれる若い絵師たちが集まり
幕末に歌川派が浮世絵の最大流派となる礎となりました。
豊国は近年人気の高い歌川国芳、歌川国貞の師匠としても
浮世絵史上に重要な意味を持つ絵師ですが
これまでその画業全体を紹介する展覧会は
ほとんど行われてきませんでした。
今回の展示では、そんな豊国の作品を幅広く紹介し
その魅力に迫ります。






歌舞伎役者たちの迫力ある描写や
江戸時代の美しい女性たちのみずみずしい姿など
幅広い内容の作品が楽しめそうです。
(C) Ōta Memorial Museum of Art.
