江戸時代に成立した浮世絵は
大和絵の流れを汲み、日本の文化として
現代でも楽しまれています。
◆ 歌川国芳 ―父の画業と娘たち ◆
会期 : 開催中~2019年10月27日(日)
※10/15,10/21は休館
会場 : 太田記念美術館
東京都渋谷区神宮前1-10-10
時間 : 10:30~17:30
入館料 : 一般700円/大高生500円
中学生以下無料
http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/kuniyoshi
近年、人気が急上昇しているのが歌川国芳です。
こちらの展示会では水滸伝の豪傑や巨大な骸骨を描いた
迫力あふれる武者絵や西洋画の表現を取り入れた風景画
さらにはユーモアたっぷりな筆致で描いた戯画など
代表作を含めた約80点の作品が紹介されます。
年代順に紹介されているので、国芳の画業の変遷を
時代背景と共に鑑賞することができます。
また歌川国芳の娘たちも浮世絵師でした。
実は、歌川国芳には2人の娘がおり
それぞれ芳鳥、芳女という画号で浮世絵を
描く仕事をしていました。
残された点数はわずかですが、2人の娘たちの
画業についても紹介されます。
誰もが見たことある浮世絵も
その歴史的背景などを知れば
更に深くその世界が楽しめますね。
(C)Ōta Memorial Museum of Art.