日本のアーティストによって表現された
アジアへの憧れを扱った作品が
一堂に会する展示会が開催中です。
◆ アジアのイメージ―日本美術の「東洋憧憬」 ◆
会期 : 開催中~2020年1月13日(月・祝)
会場 : 東京都庭園美術館
本館+新館ギャラリー1、2
東京都港区白金台5-21-9
休館日 : 11/27、12/11、12/25、1/8
年末年始(12/28~1/4)
開館時間 : 10:00~18:00
※入館は17:30まで
※11/29、30、12/6、7は20:00まで開館
観覧料 : 一般1,000円/大学生800円
中・高校生500円/65才以上500円
https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/191012-200113_ImagesofAsia.html
およそ1910~60年頃、日本の知識人、美術愛好家
美術作家たちがアジアの古典美術に憧れた時期があります。
唐物趣味は日本の伝統だとはいえ
このときのアジア熱は別格でした。
朝鮮半島や中国から、考古遺物や古美術が日本に輸入されると
それらは実業家たちによって競うように蒐集されました。
平壌では漢代の楽浪漆器が発掘され
河北省では磁州窯や定窯が調査されます。
そして息を呑むような伝世品が輸入されました。
それらを目の当たりにした画家や工芸家たちは
創造の翼をアジアへと羽ばたかせます。
今回の展示会では当時の画家たちが描いた
アジアをテーマにしています。
これだけ多くの芸術品が
日本で蒐集されていたんだなと驚きますね。
どれも素晴らしい作品ばかりです。
(C) Tokyo Metropolitan Teien Art Museum all rights reserved.