地域の風土から誕生した日用使いの手工芸製品である
民藝品には独特の美しさや味があります。
そんな民藝品が普及する裏には陰ながら活躍した人がいました。
◆ 安川慶一の仕事展 ◆
出品作家・作品:安川慶一木工作品
松本民芸家具
棟方志功
芹沢銈介、他
展示・販売:安川慶一、濱田庄司、島岡達三、舩木道忠
藤井佐知、小鹿田焼、苗代川焼、他
会期:開催中~2020年10月25日(日)
開催時間:11:00~19:00
定休日:毎週月・火曜日
会場:D&DEPARTMENT TOYAMA GALLERY
富山県富山市新総曲輪4-18 富山県民会館1F
https://www.d-department.com/item/DD_EVENT_22299.html
生涯を通して「民藝運動」に身を投じ、富山に民藝を根付かせ
育てた木工家・建築家の安川慶一さんを紹介する展覧会が
開催されています。
安川さんの仕事の範囲は県内にとどまらず、日本民藝館常任理事
松本民芸家具の製作指導・相談役、日本陶芸展審査員などを歴任し
多くの功績を遺しました。
しかし、その名は決して広く知られているとは言えません。
安川さんはその仕事において、長く続く「物」は遺しても
作家としての作品や仕事の記録資料など「名声」につながるものは
ほとんど遺すことがなかったからです。
今回の展覧会では「つくる」「みる」「つなぐ」の3つの側面から
安川さんの業績を紹介する内容となっています。
現在でも様々なシーンで活躍され
注目を集める民藝品ですが、販売も行われるので
インテリアの一つとして取り入れるのもおすすめですよ。
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