クールジャパンに欠かすことのできない
アニメ文化を生み出した編集者さんに
焦点をあてた展示会が開催されます。
◆ アニメージュとジブリ展 ~鈴木敏夫の仕事~ ◆
会期: 2021年4月15日~5月5日
会場:東京会場 松屋銀座 8階イベントスクエア
その他詳細未定
数々のヒット作を手掛けてきたスタジオジブリの
プロデューサー・鈴木敏夫さんの、 “編集者”としての
「もう一つの仕事」に焦点をあて、スタジオジブリの
原点を振り返る展覧会
『「アニメージュとジブリ展 ~鈴木敏夫の仕事~」
それは、一冊の雑誌から始まった』が2021年4月に開催されます。
まずは東京の松屋銀座にて開催され、以降は宮城県石巻市など
全国を巡回する予定です。
鈴木敏夫さんは日本初の本格的な商業アニメーション専門誌
「アニメージュ」を1978年の創刊から中心となって支え
「宇宙戦艦ヤマト」 や「機動戦士ガンダム」に象徴される
日本で最初のアニメブームを盛り上げた立役者の一人です。
「アニメージュ」で様々な実験的な試みを行う中で、高畑勲さん
宮崎駿さんと運命的な出会いを果たし
「風の谷のナウシカ」を世に送り出しました。
今回の展示会は鈴木敏夫さんが編集した1989年11月号までの
12年弱にわたる「アニメージュ」をもとに
「機動戦士ガンダム」(79年)を軸とした爆発的なアニメブームから
「風の谷のナウシカ」(84年)の成功、そしてスタジオジブリ誕生と
「天空の城ラピュタ」(86年)までを振り返る内容となっています。
アニメが日本の文化に与えた影響が
よく分かる展示内容なので
ジブリファンだけではなくアニメファンにも
興味深い内容となっているのではないでしょうか。
(C) 1984 Studio Ghibli・H