フィンランドの美しい建築について
様々な資料や写真から学べる展示会が開催されています。
インテリア好きの方にもおすすめですよ♪
◆ サーリネンとフィンランドの美しい建築展 ◆
会場:パナソニック汐留美術館
東京都港区東新橋1丁目5-1
会期:開催中~2021年9月20日(月)
時間:10:00~18:00
休館日:水曜日
入館料:一般800円 65歳以上700円
大学生600円 中・高校生400円
小学生以下無料
https://panasonic.co.jp/ls/museum/exhibition/21/210703/
北欧の国フィンランドは美しい森と湖で知られます。
日本でもファンの多いフィンランドのモダニズムの原点を
築いたのが建築家エリエル・サーリネン氏(1873-1950)です。
サーリネン氏はヘルシンキ工科大学在学中に出会った
ゲセリウス氏とリンドグレン氏と共同で設計事務所を設立し
1900年パリ万国博覧会フィンランド館の建築が好評を博して
みごとなデビューを果たしました。
住宅、商業建築、公共建築、駅や都市のデザインと
次第に幅を広げていくサーリネンの設計活動は
20世紀前半の近代化と手を携えていました。
その作風は、多様な文化を受け容れつつ民族のルーツを
希求した初期のスタイルから、独自の形態を通じて
新しいフィンランドらしさを提示しようというモダニズムへと展開します。
今回の展示会は、1923年の渡米までのフィンランド時代にスポットをあて
図面や写真、家具や生活のデザインといった作品資料を紹介する内容です。
建築だけではなくフィンランドの歴史についても
同時に触れられるので
多角的な視点でフィンランド建築について学べそうですよ。
(C) Panasonic Corporation