台所、銭湯、温泉など様々な場所で
使用され我々の暮らしに寄り添ってきた
タイルの歴史について学べる展示会が開催されています。
◆ 日本のタイル100年 ―― 美と用のあゆみ ◆
会期:開催中~2022年8月30日(火)
会場:INAXライブミュージアム「土・どろんこ館」企画展示室
休館日:水曜日
※祝日の場合は開館
観覧料:一般:700円、高・大学生:500円
小・中学生:250円
https://livingculture.lixil.com/topics/ilm/clayworks/exhibition/japanesetile/
タイル名称統一100周年を記念する巡回企画展
「日本のタイル100年――美と用のあゆみ」が開催されています。
陶磁器製の建築材の呼称が「タイル」に統一されたのは
100年前の1922(大正11)年4月12日、東京・上野で開催されていた
「平和記念東京博覧会」に際して開かれた「全国タイル業者大会」
においてのことです。
当時「敷瓦(しきがわら)」「腰瓦(こしがわら)」
「張付煉瓦(はりつけれんが)」「化粧煉瓦(けしょうれんが)」
「タイル」など25種類以上の名称が使われとても不便でした。
これが1922年に統一されたのです。
1922年は日本のタイル史に刻むべく特別な年であると言えます。
タイルは、古代エジプトのピラミッド地下空間壁面を飾ったものが
起源とされています。
高温で焼かれるため水や火に強く、腐食しにくく汚れを落としやすい
特性から、数千年の時を経て世界各地に広まりました。
こちらの展示会では名称統一以前までに醸成されてきた
タイル文化の変遷を辿りながら日本のタイルのあゆみを紹介する
内容となっています。
こちらの展示会は多治見市や江戸東京たてもの園など
巡回予定となっています。
建築に興味ある方におすすめの展示内容ですよ♪
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