触れることについて考える展示会が開催中です。
日常的に当たり前に行っていることについて
新たな視点、見方で考えられそうですよ。
◆ ON―ものと身体、接点から ◆
会期:開催中~2022年8月21日(日)
開館時間:10:00~19:00
休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌平日が休館)
観覧料:一般700円/大学、高校生500円
中学生以下無料
会場:清須市はるひ美術館
愛知県清須市春日夢の森1番地
http://www.museum-kiyosu.jp/exhibition/2022-on/
わたしたちは身の回りのものについて、そのようすを見たり
音を聞いたり、かたちを手で触れたりしながら
身体を通してどのような状態にあるのかを認識しています。
ものとものが接していたり、こすれ合ったり
ものの表面を流れたり転がったりするような様子を「ON」として
現代作家の作品を通して、わたしたちが身の回りのものに
目や耳や皮膚で触れていることについて考える展示が開催中です。
こちらの展示会で紹介されるのは4名の現代作家です。
水木塁さんは、地面や壁といった街の表面と身体を触れ合わせることで
受け取る情報を、写真や絵画の手法に置き換えながら
視覚的な作品に落とし込んでいます。
文谷有佳里さんは、ペンや鉛筆で紙の表面に触れ、自身の身体感覚を
ともなったリズムに沿って、連続した線やかたちを絶え間なく生成していきます。
谷本真理さんは、粘土や絵具を扱いながら、一度できたかたちに
別の力がはたらくことで、崩れたり変化することを
受け入れて作品に取り組んでいます。
時里充さんは、身の回りのものごとに含まれる、動きや音などの
要素同士の接点を見つめ、解きほぐし、別の状態に置き換えることで
生まれるズレや違和感に着目しています。
メイキング動画がYou tubeで公開されています。
作品と合わせて見ることで
より作品に対する理解が深まりそうです。
(C) Kiyosu city Haruhi Museum of Art