【海外】イタリア×マンガ=ミラノマンガフェスティバル

 “ジャパンエキスポ”

みなさまも耳にしたことがあるのではないでしょうか。

フランスで開催されているマンガやアニメのイベントです。

マンガやアニメに関して、ヨーロッパ圏では

フランスやスペインなどで人気がある・・・と言われることが多いですが

イタリア料理でなじみのあるイタリアでも人気が高いんです!

嬉しいことですね☆

 

そして、そんな人気から、この度

イタリア・ミラノ市において

日本マンガをテーマにした大規模な展覧会

「ミラノマンガフェスティバル」

が開催される事となりました!!

 

ミラノマンガフェスティバル (4)

 

展覧会のテーマは「日本マンガの200年展」

なんと「歴史」として扱われています・・・!!

(200年というくくりをされれば歴史ですよね・・・
 
 文化とも言えると思いますが。)

 

その先端をゆくのが「葛飾北斎」氏

えっ?!マンガなのに「葛飾北斎」氏

と思われるかもしれませんが

海外では葛飾北斎氏さえもマンガに属するのでしょう・・・!

しかも、同人誌も展示されるということで

日本のマンガ文化を総合的に紹介する展覧会となるようです♪

 

ちなみに、同人誌は、サテライト会場である

ミラノマンガミュージアム(WOW)において

「これからのマンガ展」と題して紹介される予定です。

 

ミラノマンガフェスティバル (1)

 

また、展覧会の期間中には

「永井豪のロボットマンガ展」(5月3日~5月19日)

「NARUTO展(仮題)」(5月23日~6月9日)

などといった企画展や

「高橋陽一の日(仮)」

「貞本義行の日(仮)」といったイベントも予定されています。

会期は7月21日までという長期間にわたるイベントです!

しかも、ミラノ市として、2015年まで継続的に

マンガに関する取り組みを行っていきたいという意向が

発表されており、今後のイタリアと日本におけるマンガ交流に

期待が高まるばかりです☆

 

 

「ミラノマンガフェスティバル(2013)」

期間:2013年5月3日(金)~7月21日(日) 

※5月2日は内覧会主催:イタリア ミラノ市

会場:
メイン会場:ロトンダ・ディ・ビア・ベザーナ(ROTONDA DI VIA BESANA)

サテライト会場:ミラノマンガミュージアム(Wow Spazio Fumetto)

主題:日本マンガの200年展

 ~葛飾北斎から世界のMANGAまで。作品でみる日本マンガの軌跡~

展示:クロニクル展示、特別展(キャプテン翼)他

http://milanomangafestival.it/j/

 

ミラノマンガフェスティバル (2)

 

 

●企画に向けて

いまや50ヶ国以上の国々で翻訳され愛されている日本マンガ。世界の主要都市では大規模なファンミーティングや即売会的展示会が、毎月のように開催され、高い注目を浴びています。

 イタリアは世界最大のマンガ市場であるヨーロッパにおいて、最も早くから日本アニメやマンガが受け入れられてきた国であることはあまり知られていません。子どもの頃に日本のマンガを見て育った世代が今大人になり購買力を持つに至り、改めて日本マンガの高いポテンシャルが注目されています。

 2013年、イタリア第二の都市ミラノにおいて、これまでにない新しいマンガイベントが誕生します。その名も「ミラノマンガフェスティバル」。世界的なデザイン発信都市としてサローネ、ミラコレを成功させてきたミラノの次なるテーマは、コンテンポラリーアートであり文化であり産業であるMANGA(マンガ)。2015年には国際博覧会も開催する国際都市ミラノにおいて、新たなプロジェクトが今、始まろうとしているのです。

〈3つの事業目的〉

①次世代の育成とマンガ市場の成長に貢献する。

 ②日本とイタリアの懸け橋となり、人と人、企業と企業を豊かにつなぐ。

③マンガの広がりによって、子どもたちの笑顔にあふれた未来をつくる。

 

 

●展示の概要

2013年のテーマは『日本マンガの200年』です。

 開催初年度にふさわしく、日本マンガの概要を総括し、イタリアをはじめヨーロッパの人たちに、日本マンガの発展の背景や表現・内容の進化を一望できる展示を目指します。この展示での体験や知識によって、日本マンガの読み方や楽しみ方を深め、日本マンガをより身近なものとしていきたいと考えています。200年にわたるマンガ史を膨大な作品数で展示するこの試みは国内外を含めておそらく初めてのことかと思います。

 日本のマンガの起源は、「鳥獣戯画」(12~13世紀)などの幾つか諸説がありますが、本展覧会では、「北斎漫画」の第一集が発行された年(1814年)からの200年を区切りとして展開します。15集発行された北斎漫画は、人物から風俗、動植物や妖怪まで約4,000点が描かれ、江戸庶民の人気を博しました。それは後に、フランスで行われた国際博覧会などを契機に広く知られ、『ジャポニズム』としてヨーロッパでも好評を呼びます。

 その後、マンガは200年間の変化と発展を遂げ、いまや日本を代表する文化・芸術・産業である『MANGA』へと成長。現在では世界約50ヶ国において翻訳出版され、TVアニメは約120ヶ国で放映され、映画や玩具、ゲームなど周辺産業と連携しながら、世界的な広がりを見せています。

 本展覧会は、マンガ発展の200年を多面的なフィルターを通して整理し、初年度に相応しく、マンガの全体像を分かりやすく楽しく提示します。それにより、コアなファンだけでなく幅広い人たちにマンガへの深い興味をわかせ、“マンガが拓く未来”を予見させるものとしていきます。

 

ミラノマンガフェスティバル (3)

 

 

日本から海外に留学する人が減っていると言いますが

こういったことを契機として、国際交流が進むと良いですね☆

イタリアから目が離せなくなりそうです♪

(c)MILANOMANGFESTIVAL 2013
(c)2012 Fondazione Franco Fossati

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