GW、各地に旅をされた方も多いと思いますが
年々、駅やその周辺が整備されて充実していますね。
話題のJR東京駅丸の内南口側にできた
旧東京中央郵便局舎を改装した
JPタワー商業施設「KITTE(キッテ)」
には、展示施設があるのをご存知でしたでしょうか。
面白い先端的な場所ですので、知っておいて頂くと
良いと思います♪
↓
常設展示 _COLONNADE 2 COLONNADE 3
MADE IN UMUT-東京大学コレクション
http://www.intermediatheque.jp/
自分の眼で見て、発見し、驚く・・・
という体験の場を、来館者、とりわけ
若い世代に体験させる場としてのミュージアム空間。
「インターメディアテク」の目指すものはそこである。
というメッセージに象徴されるように
施設・会場は展示物にキャプションを付けず
鑑賞順路も設けないカタチになっています。
常設展示の中核をなすのは、総合研究博物館の
研究部ならびに資料部17部門の管理下にある
自然史・文化史の学術標本群です。
ミンククジラ、キリン、オキゴンドウ、
アカシカ、アシカの現生動物、さらには
幻の絶滅巨鳥エピオルニス(通称象鳥)などの
大型骨格については、本展示が最初のお披露目の場となるようです。
また、(旧)医学部旧蔵の動物骨格標本と教育用掛図も、
本格的な公開は今回が初めてとなっています。
もっとも体重が重いとされる絶滅鳥エピオルニス、
もっとも身長が高いとされる絶滅鳥モアの巨大卵殻、
世界最大のワニと目されるマチカネワニの交連骨格、
さらにはペルーのクントゥル・ワシ遺跡で発見された
南北アメリカ大陸最古の金製王冠、
人類進化の歴史を塗り替えたラミダス原人化石歯の第一号標本、
19世紀に制作された巨大ダイヤモンド・コレクション、
世界最大金塊、世界最大白金塊、
弥生時代の名称の起源となった第一号壺型土器など、
専門研究の枠を超え、社会的に大きなインパクトを与えた
歴史的標本は精巧なレプリカとして見ることができます。
そのほかにも、たくさんの「ReDESIGN+」をテーマとした
展示物が楽しめる施設になっています♪
☆コンシェルジュ・バミのものしりになれる?!メモ☆
「インターメディアテク」(IMT)とは?
日本郵便株式会社さんと東京大学総合研究博物館さんが協働で運営をおこなう
丸の内JPタワー内にある公共貢献施設。
2・3階部をミュージアム・スペースとして改装し、誕生したのがIMT。
この呼び名は、各種の表現メディアを架橋することで
新しい文化の創造につなげる「間メディア実験館」に由来している。
その活動の舞台として、東京大学が1877(明治10)年の開学以来蓄積してきた
学術標本や研究資料など、「学術文化財」と呼ばれるものを常設展示している。
特別展示やイベントでは、大学における最先端科学の成果や
各種表現メディアにおけるユニークな創造を、
常設展示の世界観と融合させながら、随時公開していく。
大学の主導する教育研究活動の一環として、これまでにない複合教育プログラム
なども実践していく。
ちなみに・・・東京大学総合研究博物館さんのほうでは
本郷本館にて5月24日まで
特別展示「東大古生物学――130年の軌跡」
が開催されています。
その後は7月中旬まで休館ということなので
気になる方はお早めに~☆
(c)1996-2013 the University Museum, the University of Tokyo