暑いな~
「あ~空、飛びたいな~」
と思ったみなさん!
秋葉原に来てください☆
あっと驚くものに出会えるはずですよ。
八谷和彦 個展「OpenSky 3.0 ―欲しかった飛行機、作ってみた―」
概要
「OpenSky」は、メディアアーティスト
八谷和彦氏が2003年より開始した
「個人的に飛行装置を作ってみるプロジェクト」です。
機体の基本設計、実験機の制作、低高度の試験飛行を経て、
ついに2013年、ジェットエンジンを搭載して飛行テストを開始します。
八谷和彦氏は3331と地域との繫ぎ手となる
コミッションワーク・アーティストでもあります。
これまで羽ばたき飛行機を飛ばす「空フェス!」や、
3.11直後の放射能測定をめぐる混乱に対処する
「ガイガーカウンター・ミーティング」などを開催。
そして本年ついにメインギャラリーで個展開催となります。
「ニコニコ技術部やMakerムーブメントのように
”大人げない大人が本気を出して作ったもの”
がおもしろい」
そう語る八谷氏の言葉を体現するように、
会場には「OpenSky」で制作されたグライダーや自作航空機が登場。
また、自らの手でロケットを開発し、
最終的には宇宙征服を企む謎の秘密結社
「なつのロケット団」による、
民間ロケットプロジェクトの展示も同時開催します。
八谷和彦 個展「OpenSky 3.0 ―欲しかった飛行機、作ってみた―」
日程:2013年7月13日(土)~ 9月16日(月・祝)
休場日:毎週火曜日、夏期休暇(8月13日~16日)
時間:12:00~19:00(最終入場18:30)
会場:3331 Arts Chiyodaメインギャラリー
入場料:大人500円、大学生・高校生300円、中学生以下無料
同時開催:「すすめ!なつのロケット団」
展示内容
2003年にスタートしてから10 年。
ジェットエンジンを搭載した機体での試験飛行に挑戦する
OpenSkyプロジェクトのこれまでの軌跡を紹介する
記録映像や写真をはじめ、関連する作品もあわせて展示します。
◆M-02J(作家蔵)
ジェットエンジンを搭載した一人乗り自作航空機で
OpenSkyプロジェクト最新の機体。
2013年についにジェットエンジンによる
ジャンプ飛行テストを開始します。
パイロットは作家八谷和彦さん本人です。
◆M-02(金沢21世紀美術館蔵)
いままで数々のテストフライトを重ねてきた
M-02Jと同サイズの一人乗りグライダー機。
強力なゴムの力で滑空飛行ができる機体です。
(撮影:米倉裕貴氏)
◆M-02Jフライトシミュレータ(金沢21世紀美術館蔵)
M-02J実機ボディと同じ型から作ったフライト・シミュレータ。
実機の両翼を削いだものと同サイズ。
体験型のシミュレータとして、
体重の掛けかた次第でM-02Jで
自由に空を飛ぶ体験することができます。
※ 体重制限がございます。予めご了承ください。
◆M-02映像シミュレータ(作家蔵)
M-02ボディを元にした映像シミュレータ。
前方にはM-02で飛行をした
パイロット視点の記録映像が映し出され、
実際の飛行体験の追体験ができる体験型作品です。
※ 体重制限がございます。予めご了承ください。
☆コンシェルジュ・バミのものしりになれる?!メモ☆
八谷和彦(はちや・かずひこ)氏
メディア・アーティスト。
1966年4月18日(発明の日)生まれの発明系アーティスト。
九州芸術工科大学(現九州大学芸術工学部)卒業。
コンサルティング会社勤務後(株)PetWORKs を設立。現在にいたる。
作品に《視聴覚交換マシン》や《ポストペット》などの
コミュニケーション・ツールや、
ジェットエンジン付きスケートボード《エアボード》や
パーソナルフライトシステム《オープンスカイ》などがあり、
作品は機能をもった装置であることが多い。
また、311震災以後は「ガイガーカウンターミーティング」など
サイエンス・コミュニケーション系の活動もちらほら。
2010年10月より東京藝術大学 先端芸術表現科 准教授。
関連展示「momoko×203gow ~coming soon もうすぐ来る世界~」
ロマンを求める皆様。この機会に秋葉原にロマン探しに来てください☆
(c)八谷和彦 / 2010-2013 3331 ARTS CHIYODA