こどもの日を控えて
子供が主役になった展示会が
六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーさんで
開催となりました♪
こども展 名画にみるこどもと画家の絆
会期:2014年4月19日(土)~6月29日(日)※会期中無休
開館時間:10時~20時 (4/29、5/6を除く火曜日は17時まで)
※入館は閉館の30分前まで
会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ 森タワー52階)
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階
http://www.ntv.co.jp/kodomo/index.html
本展は、2009年11月から2010年3月まで
パリ・オランジュリー美術館で開催された展覧会
“Les enfants modèles”
(「モデルとなった子どもたち」と「模範的な子どもたち」
のダブルミーニング)を日本向けに再構成したものです。
パリのオルセー美術館とオランジュリー美術館
両館の支援のもと、フランス展の企画立案者で
オランジュリー美術館の元館長
エマニュエル・ブレオン氏と
成城大学名誉教授、千足伸行氏の監修により
フランス国内に所蔵されている絵画を中心に
新たに作品を選定しなおしました。
テーマは、描かれた側=モデルとなった子どもの体験と
描いた側=子どもたちの親、または子どもたちと
親しい関係にあった画家の想いです。
画家に焦点を当て、その技術や特徴を鑑賞するという
従来の展覧会の枠組みを超えて
子どもたちの目線を通じて作品に秘められた
メッセージやエピソードを読み解くという
絵画の新しい鑑賞方法を提案する画期的な展覧会となります。
モネ、ルノワール、ルソー、マティス、ピカソ
をはじめとする様々な時代、流派の画家たち約50人による
およそ90点の作品が出展されます。
「描く側=大人」たちは何を残そうとし
「描かれる側=子ども」たちは
当時何を想ったのでしょうか。
肖像画の変遷と時代の変化を辿りながら
作品に秘められた両者の想いに迫る本展に
どうぞご期待下さい。
~ごあいさつより~
【みどころ】
本展はタイトルにもあるように
子どもをモデルとした絵の展覧会です。
絵や彫刻のモデルとしての子どもは
すでに古代ギリシャ、ローマの美術に登場しています。
ただし、愛の神ヴィーナスと関連づけられて
翼をつけた天使のように愛らしい子ども
(エロス、キューピッド)として登場することが多く
一般市民の子どもが登場することは稀でした。
中世のキリスト教美術における子どもといえば
ほとんどが幼いキリストで、救世主として
礼拝の対象として単独で描かれることもありましたが
多くの場合、聖母子像として登場します。
この伝統はラファエロをはじめとする
ルネサンスの画家たちに引き継がれましたが
聖母子像は、これに父親のヨセフを加えた
「聖家族」とともに、近代の母子像
家族像の理想とも原点となりました。
本展監修者/成城大学名誉教授
千足伸行氏
オフィシャルサポーターに
冨永愛さんが就任されていたり
竹内まりやさんの「人生の扉」が
イメージソングとして採用されていたり
作品の半数以上が日本初公開という事もあって
力が入っていることがうかがえますね・・・!
7月19日(土)からは
大阪市立美術館に会場を移して
巡回展が開催されるそうですよ♪
ちょうど夏休み期間・・・!
関西方面の方も、お楽しみにしていてくださいね☆
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