【電子書籍】炎のバンカー: 銀行マンの本分と天国と地獄

今回は電子書籍のプロデュースをさせて頂きました☆

前作の証券業界に引き続き

今回はあの半沢直樹でもおなじみ

銀行を舞台にした物語です。

炎のごとく熱い1冊です!

お楽しみ頂けましたら幸いです。

 

 炎のバンカー

 

◆ 炎のバンカー: 銀行マンの本分と天国と地獄 ◆

みのごさく

 

 

【内容紹介】

 

銀行を舞台に描かれる金融業界で奔走するバンカーの人生模様。
大蔵省や日銀の担当として有象無象の輩、黒幕と対峙する
日陰の主人公は金の亡者に狙われることになる。
熱意をもって仕事に取り組むも官庁汚職事件にまきこまれ
海外の地に希望を託すが・・・

 

 

■目次

1:振り出しは「祇園」
2:国債紙くずで「家一軒の損」
3:京都と東京の温度差
4:話はなかったことに
5:「不文律」があった
6:青くさい書生論
7:大合併で疑心暗鬼
8:「金融効率化」行政
9:おっとりしていた第一・勧銀
10:バブルでワッショイ
11:こじれた相互銀行の吸収合併
12:「マル暴」で合併は白紙還元
13:変遷する花街
14:神戸の女性、宮水と酒
15:美味しいケーキと異人館
16:広野ゴルフ場の伝説
17:政治の陰口はご法度
18:MOF担の役回り
19:「もはや戦後ではない」
20:「箱庭」行政が幕末を迎えた
21:一年半定期ができた
22:個性的な銀行局長が続く
23:金融界からの紙つぶて
24:詫びそして金屏風事件へ
25:マル暴対策に翻弄される
26:浮利を仕組んでまで
27:都銀の不良債権が急増
28:大和銀行ニューヨーク事件
29:闇の勢力に支配された銀行と証券
30:住専、不良債権処理
31:近畿「相銀王国」の瓦解へ
32:人事予想で「常務止まり」
33:大蔵省解体キャンペーン
34:別世界へ、命の洗濯に
35:広大な社長役宅
36:オランダの都市と田園
37:大戦後捕虜の反日感情
38:日蘭戦争の歴史
39:心身に癒しがたい傷
40:日本のとるべき道
41:突然の頭取訪蘭
42:美しく身震いしたバカンス
43:「観光来客」の百態
44:飾り窓も観光資源
45:チンギスハーンのDNA
46:「個人宅に招く」とは
47:手抜きできない赤ワイン
48:パーティーにはバカンスの話題
49:ゴルフはベルギーで
50:シャトーでの出会い
51:セレーナが抱きついてきた
52:チーズと味噌・醤油の違い
53:ブリュッセルの旧市街を歩く
54:「私、日本に帰る」
55:証券業務で「3年で3倍」の戦果
56:パリは社交の場が生き甲斐
57:一番深く甘い爪跡の痛み
58:姉の結婚式に出ることになった
59:「私、妊娠してしまったわ」
60:「2週間以内に返事して」
61:親の因果が子に報いとは
62:女房から「まるで最後通牒」
63:日本金融界は大地震のさなか
64:父の急死に間に合わず
65:衝撃の帰国後ポスト
66:お詫びの「挨拶回り」
67:リタイアの後で
68:人生に希望が見えてきた

■ 著者 みのごさく
岐阜県出身、大蔵省(財務省)勤務ののち、大阪証券金融(日本証券金融)社長、
日本万博記念協会理事長、日本電産役員、を経て、現在大阪信用金庫役員、
神戸ゴマルゴ顧問、自然総研顧問、大阪電気通信大学客員教授などをつとめる。
主な著作、「日本のシンドラー 杉原千畝の半生」、「なにわの風雲児」、「アフリカ物語」、「与謝野蕪村 300年の風景」、「帷(とばり)」などがある。

 

■あらすじ

S銀行に就職した「私」は、企画部に配属され、いわゆるMOF担となって大蔵省や日銀の情報の
収集にあたっていた。大銀行の合併など、金融再編成の嵐のなかで、腕をふるっていたが、銀行の
やり方やビヘイビアーに、若干の疑問をもっていた。そのうちに官庁汚職事件にまきこまれ、海外 に新天地を求め、マルドメから国際派に転身する。オランダの現法社長として辣腕をふるうが、美 しいセレーナとの出会いから恋に陥り、最後は、天国から地獄へ。銀行を退職に追い込まれるが、捨てる神あれば、 拾う神ありで、再び欧州の証券市場にいどむことに。

 

炎のバンカー

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