“黒い太陽”を意味する印象的な展覧会が開催中です☆
◆「Soleil Noir」 ローラン・グラッソ展 ◆
Soleil Noir by Laurent Grasso
期日: 開催中 ~ 2016年1 月31 日(日)
時間:月~土 11:00~20:00(最終入場は19:30まで)
日 11:00~19:00(最終入場は18:30まで)
休館日:不定休(11月18日(水)休館。年末年始はエルメス銀座店の営業時間に準ずる)
入場料:無料
会場: 銀座メゾンエルメス8階 フォーラム
東京都中央区銀座5-4-1 8階
http://www.maisonhermes.jp/ginza/gallery/
「Soleil Noir」(ソレイユ・ノワール/黒い太陽)
フランスに在住する最も革新的なアーティストに与えられる
マルセル・デュシャン賞を2008年に受賞されたアーティスト。
日本では初の本格的な個展。
グラッソ氏の作品は、多くの場合、歴史的資料や
科学文献のリサーチから始まり
神秘的な出来事や伝説、超常現象などを描き出します。
たとえば、15~16世紀のフランドル絵画や
ルネサンス以前のイタリア絵画の様式と技法を用いて
当時ほぼ描かれることのなかった天体現象(日食、オーロラ、隕石など)
を描いた絵画作品は、私たちが認識している
現実や時間に違和感を引き起こします。
SFのような未来感をもたらしながらも極めて近世的であり
フィクションのように見えながら、同時に真実を写した深みをもっています。
絵画に描かれた事象は、ヴィデオやアニメーション、彫刻といった
複数のメディアで表現されます。
本展においても、「黒い太陽」が大理石や鏡
ネオンやヴィデオなどあらゆるメディアにおいて
錯時的、無時間的に何度も再構成され
いくつもの謎を投げかけます。
☆コンシェルジュ・バミのものしりになれる?!メモ☆
ローラン・グラッソ氏
Laurent Grasso
1972年、フランス・ミュルーズ生まれ。
パリ、およびニューヨーク在住。
パリ国立高等美術学校、クーパー・ユニオン(ニューヨーク)
セントラル・セント・マーチンズ(ロンドン)にて学び
ヴィラ・メディチ(ローマ)や ISCP(ニューヨーク)で
レジデンス・プログラムに参加。
近年の主な個展に
「Soleil Double」(ギャラリー・ペロタン/ショーン・ケリー・ギャラリー、2014年)
「Future Archeology」(エドワール・マラング・ギャラリー、2012年)
「Uraniborg」(ジュ・ドゥ・ポーム国立美術館、2012年)
「The Horn Perspective」(ポンピドゥー・センター Espace 315、2009年)
などがある。
日本での個展にあたって、今回もさまざまな調査をされ
土偶や能面、金屏風にインスピレーションを得たとのことで
どんな作品になっているのか楽しみですね♪
(c)Hermes Japon co., ltd.