「世界を変える」という気になるタイトルの展覧会が
板橋にて開催されています。
【世界を変える美しい本】
~インド・タラブックスの挑戦~
会期:開催中 ~ 2018年1月8日(月・祝)
開館時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで)
休 館 日:月曜日(1月8日は祝日のため開館)、12月29日〜1月3日
観 覧 料:一般650円、高校・大学生450円、小・中学生200円
主催:板橋区立美術館
後援:インド大使館、公益財団法人 日印協会
企画協力:Tara Books、ブルーシープ 日印友好交流年事業
http://www.itabashiartmuseum.jp/exhibition/2017-exhibition/ex171125.html
南インド・チェンナイの出版社「タラブックス」さんという
美しいハンドメイドの絵本が有名な出版社さんの作品を紹介する展覧会です。
ふっくらとした風合いの紙に、民俗画家による絵を
版画の技法で印刷し、1冊ずつ職人さんが糸で製本して作られています。
インド各地には、多様な民俗画家さんたちがおり
壁や床に絵を描いたり、民芸品をつくったりしています。
そうした生活の中で営まれてきた表現活動を出版物として
世に出しているのがタラブックスさんです。
本展では、タラブックスさんの本づくりの全容を伝える
初の展覧会となっており、ハンドメイド本を中心に
本や原画、さらには写真やメイキング映像など
約300点の資料を楽しむことができます。
★巡回予定
刈谷市美術館 2018年4月21日~6月3日(予定)
☆コンシェルジュ・バミのものしりになれる?!メモ☆
Tara Books タラブックス
1994年、南インドのチェンナイで設立。
代表のギータ・ウォルフ氏とV・ギータ氏を中心に
出版や教育などにかかわる活動を行っている。
2008年、ハンドメイド本『夜の木』が、ボローニャ・ラガッツィ賞を受賞したことを契機に国際的に注目を集めることとなった。
『夜の木』(2006年初版)
『水の生きもの』(2011年初版)
『猫が好き』(2009年初版)
『Gobble You UP!』(2013年初版)原画
『I See the Promised Land』(2010年初版)原画
『夜の木』(2006年初版)原画
『Brer Rabbit Retold』(2017年初版)原画
出版社さんが展覧会のテーマになるのは稀ですよね。
インドスタイルとともに手作り出版についても
勉強になる展覧会ですね☆
(c)ITABASHI ART MUSEUM