東京国立博物館において38年ぶりに
正倉院の特別展が開催されます。
御即位記念となる特別展で
普段一般に公開されていない宝物の数々を
目にすることができるまたとない機会です。
◆ 御即位記念特別展 正倉院の世界 皇室がまもり伝えた美 ◆
会期 : 2019年10月14日(月・祝)~11月24日(日)
【前期】2019年10月14日~11月4日
【後期】2019年11月6日~11月24日
会場 : 東京国立博物館 平成館(上野公園)
東京都台東区上野公園13-9
時間 : 9:30~17:00
※金曜、土曜11/3、11/4は21:00まで
休館日 : 月曜日、11/5
※10/14と11/4は開館
観覧料 : 一般1,700円/大学生1,100円
高校生700円/中学生以下無料
https://artexhibition.jp/shosoin-tokyo2019/
正倉院は皇室ゆかりの宝物を所蔵しています。
その宝物と法隆寺献納宝物を一堂に紹介する
特別展が開催されます。
1260年の長きにわたって守り伝えてきた
正倉院宝物約9000点の中から、約40件が
東京国立博物館にやってきます。
正倉院宝物は、光明皇后が聖武天皇の遺愛品をはじめとする品々を
東大寺大仏に捧げたことに由来しており
日本で製作された美術工芸品や文書類だけでなく
大陸から持ち込まれた品々も含まれています。
今回の展示会では聖武天皇の遺愛品が献納された際の
目録である国宝《国家珍宝帳》や
その国家珍宝帳に記された20面の鏡のひとつ《平螺鈿背八角鏡》
現存する唯一の五絃琵琶《螺鈿紫檀五絃琵琶》(8世紀)など
様々な宝物が展示されます。
今回の展示会では正倉院宝物に加えて
法隆寺献納宝物という日本を代表する文化財が
同時に大規模公開されます。
新しい時代を迎えた今こそ、受け継がれる
宝物の数々をじっくり見学したいですね。
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