旅行に行く時、ガイドブックを見て
ここに行きたいなんて考えますよね。
江戸時代の人も同じように考えたようです。
◆ 保永堂版 東海道五拾三次之内 ◆
会期:開催中~2020年2月24日(月・振休)
休館日:毎週月曜日
※2月24日は開館
会場:中山道広重美術館 展示室1(1階)
岐阜県恵那市大井町176-1
時間:9:30~17:00
※入館は16:30まで
観覧料:大人510円
18歳以下無料
https://hiroshige-ena.jp/exhibitions/20200123
江戸時代後期は太平の世が続く中
空前の旅行ブームが巻き起こりました。
特に景勝地に富んだ東海道は、伊勢神宮や
名所の多い京阪を目指す江戸庶民の間で
人気のルートでした。
旅への関心が高まっていた当時の人々にとって
東海道を描いた《東海道五拾三次之内》は
旅のガイドブックであり
気軽に旅気分を味わえるアルバムだったそうです。
今回の展示会では《東海道五拾三次之内》(通称、保永堂版)の
全55図が展示されています。
当時の人達の目線で作品を通して旅を楽しめる内容です。
当時の方たちも、この作品を見て
いつか実際にこれを見るんだ!と
胸をワクワクさせていたのだと思うと
作品に対する見方もまた変わってきますね。
(C) 2001 – 2020 All Rights Reserved by Hiroshige Museum of Art, Ena.