暦の上では秋ということですが
秋の夜長になにをしましょうか・・・
秋の旅行、京都や奈良は人気スポットの一つですね。
ということで、奈良に行ったらみてきて欲しいものをご紹介です!
コンシェルジュ・バミのセレクションです☆
それは・・・奈良県葛城市にあるお寺、当麻(たいま)寺です。
なぜかというと・・・
先日、とあるラクガキが見つかって注目を浴びているからなのです。
そのラクガキとは・・・平安時代初期の板に描かれた男性2人の顔です。
顔と言っても、まさにラクガキのような感じでサラサラっと描かれているものです。
当麻(たいま)寺にあり国宝に指定されている綴織当麻曼荼羅(つづれおりたいままんだら)(国宝)を納めた
当麻曼荼羅厨子(国宝)から昭和33年に見つかりながら、寺内に収蔵されたままとなっていた一品です。
男性の横顔が墨で落書きされていて、同市歴史博物館で初公開されることになりました!
厨子が制作された平安時代初期のものとみられ、同館では「仕事仲間を描き封印したのでは」と推測されているようです。
厨子は高さ約5メートル、最大幅約6.9メートルで国内最大級。解体修理中、本体下の柱の敷板(長さ約40センチ、幅約10センチ)に男性2人の横顔が
上下にラクガキされているというものです。ラクガキされているの男性は帽子をかぶり、唇が厚いのが特徴で、生き生きとした表情。
板が取り外された跡がないことなどから、厨子の制作者がラクガキした可能性が高いのでは・・・ということです。
同館によるコメントとして「天平文化のおおらかな雰囲気が感じられる。後世に発見されることを期待して遊び心で描いたのでは」・・・
というところにもおおらかさがあって良いですね!
サイトにもキャラクターがちりばめられていて、とても親しみやすいHPになっていますよ☆
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