日本の伝統工芸から着想を得た
全く新しい発想のジュエリーが発表されました。
伝統的でありながら斬新で
とても素晴らしいアクセサリーです。
◆ 継手(つぎて)ジュエリー ◆
製品開発:キャステム京都LiQビル
https://www.castem.co.jp/kyoto_liq_bldg/2021/03/09/post-2618/
木造建築の技法で用いられる“継手”をデジタル技術で
再現した金属製のジュエリーが開発されました。
大きな建造物を構成する上で、部材同士をつなぎ合わせる
接合部分のことを“継手”と言います。
伝統建築に使われる継手は1300年以上の歴史の中で
釘や金物を使わずに強度と美観を兼ね備えた日本独自の進化を遂げ
現代に伝わっています。
今回開発された「継手ジュエリー」は、本来チェーン部分に付いている
留め具がなく、主役であるトップに継手を持ってきています。
継手の構造をそのままに、3パーツを分解・組むことで
身に付けたり、外すことができるネックレスです。
木造建築を意識し、組んだ時は素朴なデザインに
分解した時は複雑な構造を楽しむことができ
使うたびに継手の仕組みを体験し理解を深めることができるデザインです。
今回はイベントでの展示でしたが
今後この工法を取り入れたアクセサリーが
実際に販売されるようになるかもしれませんね。
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