日本の歴史で欠かすことのできない
江戸幕府を支えたのは徳川家だけではありません。
徳川家を中心に江戸幕府を支え続けた
徳川一門の存在がとても大きかったのです。
そんな徳川一門について改めて学べる展示会が開催されます。
◆ 徳川一門―将軍家をささえたひとびと― ◆
会期:2022年(令和4)1月2日(日)~3月6日(日)
開館時間:午前9時30分~午後5時30分
※土曜日は午前9時30分~午後7時30分
※入館は閉館の30分前まで
休館日:1月11日(火)・17日(月)・24日(月)・31日(月)
2月7日(月)・14日(月)・21日(月)・28日(月)
会場:東京都江戸東京博物館 常設展示室内 5F企画展示室
※会期中に展示替えがあります。
観覧料:一般:600円/大学・専門学校生:480円
高校生・中学生(都外)・65歳以上:300円/中学生(都内)
小学生以下無料
※2022年1月2日・3日は常設展観覧料無料
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/
徳川家康は長き戦乱の世に終止符をうち
慶長8年(1603)に江戸幕府を開きました。
以降、260余年にわたって泰平の世が続いた江戸時代は
家康を始祖とする徳川将軍家の治世によってもたらされました。
この徳川将軍家は、どのように築き上げられたのでしょうか。
江戸幕府の将軍は15代続きました。
しかし、初代家康の直系は4代家綱で、徳川宗家の血筋は7代家継で絶えています。
そのため、御三家のひとつである紀伊家から吉宗が8代将軍として迎えられ
以降は11代家斉が一橋家から、14代家茂が紀伊家から
そして最後の将軍15代慶喜は一橋家からと、御三家・御三卿から
将軍職を継承した人々が、将軍家を支えていきました。
将軍家存続の背景には、こうした「外」から将軍家に入った
徳川のひとびとの存在が大きいといえるでしょう。
こちらの展示会では、このような将軍家を支えた
徳川のひとびとの活躍を、徳川宗家に伝来する
ゆかりの品々を通して学ぶことができます。
歴史好きな人だけではなく
歴史を学び始めた小中学生にとっても
日本の歴史について深く学べる良い機会になりそうですね。
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