世田谷区上野毛にある五島美術館さんが
2010年から実施されていた大規模リニューアルを終えて
先日オープンをされたということで情報を得ましたので
さっそくチェックしてみました!!
☆コンシェルジュ・バミのものしりになれる?!メモ☆
五島美術館とは?
昭和35年(1960)4月18日に私立(財団法人)の美術館として、
東京都世田谷区上野毛に開館。
美術館設立の構想としては、東京急行電鉄株式会社の
元会長である五島慶太氏によって、鉄道事業のかたわら
半生をかけて古写経をはじめとする貴重な美術品の数々を
蒐集していたことより、自らの所蔵品を広く公開するため
美術館の設立を宿願とし、精力的にその準備を進められました。
しかし、開館を目前にして完成した姿を目にすることなく
この世を去られました。
この美術館設立を機に、東京都目黒区にあった大東急記念文庫さんが
五島美術館さんの建物内に移転。
五島氏が一括購入した久原文庫と井上通泰氏の蔵書を
発足時の根幹とし、以後現在にいたるまで、研究者を対象として
閲覧公開などの教育・研究活動を続けています。
2010年に開館50周年を迎え、これを記念して本館建物を改修。
2011年に五島美術館と大東急記念文庫は合併し、2012年から
公益財団法人の認可を受ける。
所蔵品としては国宝が5件、重要文化財が50件を含んだ
約5000件にのぼる所蔵を誇っている。
武蔵野の雑木林が多摩川に向って深く傾斜する庭園には
「大日如来」や「六地蔵」など伊豆や長野の鉄道事業の際に
引き取った石仏が点在しており、
「上野毛のコブシ」(東京都指定天然記念物)や
ツツジ、枝垂桜など、季節ごとに多彩な花を咲かせる庭園も有名。
◆現在の展覧会
天平の華―海を越え唐よりもたらされた仏教美術。
新しい祈り、仏の教えを写した奈良時代の古写経。
日本人の心を詠うやまとうた。雅なしらべをかなで表した
平安時代の歌切。「もののあわれ」の世界を絵と詞で綴る絵巻。
文字に託した古代の人々の様々な想いを伝える作品を
中心に展示します。
期間
2012年10月20日[土]―11月18日[日]
休館日:毎月曜日
開館時間:午前10時―午後5時(入館は午後4時30分まで)
◆次回の展覧会
日本の中世、鎌倉・室町時代。和歌と共に歌人の姿を描いた歌仙絵。
和漢の貴重書を集めた金沢文庫旧蔵書の数々。
新しい仏教「禅宗」の教えを今に伝える僧侶の墨跡。
禅林文化が花開く五山版の漢文書籍。
枯淡と幽玄の中世文化を伝える作品を中心に展示します。
期間
2012年11月23日(金)―12月24日(月)
休館日:毎月曜日(12月24日は開館)
開館時間:午前10時―午後5時(入館は午後4時30分まで)
身近な美術館に眠っているお宝を見に行ってみると
たくさんの発見があるかもしれませんよ☆
(c)2012 Gotoh Museum.