銅版画は金属の表面に刃物や薬液で凹凸を作る
きわめて触覚的な方法で作られるアートです。
そんな銅版画が一堂に会する展示会が開催されます。
◆ ピュシス銅版画展―写すものと映されるもの ◆
会場:CCGA現代グラフィックアートセンター
福島県須賀川市塩田宮田1
開館時間:午前10時―午後5時
休館日:月曜日、8月12日(金)
入館料:一般300円/学生200円
https://www.dnpfcp.jp/CGI/gallery/schedule/detail.cgi?l=1&t=3&seq=00000790
東北芸術工科大学出身の銅版画家たちによる展覧会が開催されます。
30年前に山形県山形市で開学した東北芸術工科大学は
東北地方を代表する美術教育の拠点であり
同学で20年前に設立された版画コースは多くの版画家を輩出しています。
彼らの創作の成果は、各地の画廊を毎年巡回するグループ展
「ピュシス 萌芽する版画家たち」により示されてきました。
「ピュシス」はギリシャ語で「自然」や「生成」を意味します。
展示会では自然が生命を育むように若い作家たちが豊かに作品を
作り出していくことを願って題された「ピュシス」展を基に
銅版画家に焦点を当てる内容となっています。
一口に銅版画と言っても作品の幅に驚きますね。
手段は同じでも表現の幅は無限大です。
夏休みにお子さん連れで見に行くのも良さそうですよ。
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