【アート】第14回文化庁メディア芸術祭

  

 第14回文化庁メディア芸術祭

12月8日に文化庁メディア芸術祭実行委員会から2010年度・第14回文化庁メディア芸術祭の受賞24作品が発表されました。

さすがは、世界から作品が集まりますので、さまざまな表現、アートに驚きと刺激を受けます☆

コンシェルジュ・バミとしては、やっぱり、マンガ部門に注目しますよ!

■マンガ部門
大賞・・・ヒストリエ
作者:岩明 均

第14回文化庁メディア芸術祭

【作品概要】舞台は紀元前。異民族スキタイの出身であることを知らず、都市国家カルディアで育ったエウメネスは、ある日養父を殺され、奴隷の身分に落とされてしまう。それが、彼の長い旅の始まりだった……。後にアレキサンダー大王の書記官となるエウメネスの、波乱に満ちた生涯を描く歴史大作。『寄生獣』で世を震撼させた岩明均が、マンガ家デビュー以前から温めていた物語。

優秀賞・・・
孤高の人
風雲児たち 幕末編
ぼくらの
レッド

奨励賞
うちの妻ってどうでしょう?

■アニメーション部門
大賞・・・四畳半神話大系
作者:湯浅 政明

第14回文化庁メディア芸術祭

【作品概要】「薔薇色のキャンパスライフ」を夢見る誇り高き大学3回生の「私」だが、悪友・小津や謎の自由人・樋口師匠に振り回され、孤高の乙女・明石さんとはなかなかお近づきになれない。あの時、別の道を選んでいれば……? 湯浅政明監督の驚異の映像マジック、上田誠の構成・脚本、話題のクリエイター布陣で送る、不可思議世界を巡る不毛と愚行の青春奇譚。

優秀賞・・・

カラフル
マイマイ新子と千年の魔法
フミコの告白
わからないブタ

奨励賞
The Wonder Hospital

■アート部門
大賞・・・Cycloïd-E
作者:Michel DÉCOSTERD / André DÉCOSTERD (Cod.Act)

【作品概要】水平方向に連結した5本の筒を回転させながら、先端のスピーカーから音を発するサウンドスカルプチャー。モーターによって振り子のように動いている筒は、音源と計測器を備えた金属管。その回転運動に応じて音が反響するという仕組みだ。それぞれの振り子が描く軌跡は正確だが、全体はまるで催眠術のような予期せぬ動きをし、複合的な音を奏でている。

優秀賞・・・
10番目の感傷(点・線・面)
The EyeWriter
NIGHT LESS
The Men In Grey

 奨励賞
Succubus

第14回文化庁メディア芸術祭

■エンターテインメント部門
大賞・・・IS Parade
作者:林 智彦/千房 けん輔/小山 智彦

【作品概要】Twitterアカウントで楽しめるジェネレーター。TwitterのIDを登録するとフォロワーがキャラクターになってパレードする。auスマートフォンのプロモーションとして2010年4月30日に公開され、11月15日までに1350万回のパレードを行った。Twitter共同創業者のビズ・ストーンなど、国内外の著名人にもツイートされ、世界中で大行進は続く。

優秀賞・・・
無限回廊 光と影の箱
アルクアラウンド/サカナクション
夏を待っていました/amazarashi
Tabio Slide Show

 奨励賞
iPad magic

☆そして、今回、嬉しい事に・・・功労賞にマンガ関係の方が選ばれました!
栗原 良幸さん(マンガ編集者)
“マンガ文化”を世界的普及へと導いた名編集者として評価されての受賞です!

栗原氏は、数多くのマンガ家を成功への道へと導いた名編集長である。
『週刊少年マガジン』の編集者であった当時、低迷していた手塚治虫先生を担当し、久々の連載『三つ目がとおる』を大ヒット作へと導いた。
その後、『週刊モーニング』『月刊アフタヌーン』を創刊。初代編集長として両誌の編集長を兼務し、長きにわたり大勢のマンガ家を栄光のスポットへと送り込んだ。
彼独特の弁舌は、作品の本質に鋭く迫るものであり、マンガ家たちを魅了し、創作意欲を鼓舞させた。『アクター』『沈黙の艦隊』のかわぐちかいじ氏を初めとする、
多くの一流作家たちが氏の影響を受け、ヒット作を世に送り出した。
また、海外の作家を日本に紹介することにより、国際文化交流にも尽力した。ことに台湾の鄭問(チェン・ウェン)氏は『モーニング』誌において10年近く連載を続け、活躍した。
一方通行だった“マンガ”を、国際的文化交流の術として世界的に普及させ、今日の“マンガ文化”隆盛へと導いた立役者の一人として、氏の功績をたたえ、この賞を贈るものである。

ちょっと年末に嬉しくなるニュースでした!

さっそく、受賞作は年内にチェックをしたいな・・・と☆

☆コンシェルジュ・バミのものしりになれる?!メモ☆

文化庁メディア芸術祭・・・アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門に分かれている応募型のコンテストで
14回目となる2010年度は、49の国と地域から2645作品の応募があった。
受賞作品と審査委員会推薦作品など171作品は、国立新美術館(東京都港区)と東京ミッドタウン(東京都港区)にて
2011年2月2日から2月13日まで展示される予定。

(C)四畳半主義者の会 (C)岩明 均/講談社

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