日本のアートシーンを総覧する
3年に一度の展覧会が開催中です☆
◆六本木クロッシング◆
4回目となる今回は東日本大震災以降
明らかに高まっている社会的な意識を反映しつつ
日本の現代アートの「いま」を
歴史やグローバルな視点も参照しながら問いかけています。
これまでのあらゆる社会通念や
既存の制度に向けられた疑念(ダウト)から
アートを通じてどのような生産的な議論を生み出せるのか? ――
1970〜80年代生まれの若手のアーティストの方を中心に
世代の異なるアーティストや在外/日系アーティストも含む
29組の芸術的実践を通して、先の見えない日本の次のステージに
どのような風景が見えてくるのか
観客のみなさんと一緒に考えたいと思います――
◆◆◆森美術館開館10周年記念展◆◆◆
『六本木クロッシング2013展』
~アウト・オブ・ダウト―来たるべき風景のために~
会期:開催中~2014年1月13日(月・祝)
開館時間:10:00-22:00(火曜日のみ17:00まで)
※12月の金曜日(6日、13日、20日、27日)は10:00-24:00
※入館は閉館時間の30分前まで
※会期中無休
会場:森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
東京都港区六本木6-10-1
~アウト・オブ・ダウトとは?~
「アウト・オブ・ダウト」の「ダウト」は
ネガティブとポジティブの二面性を持つ複雑な言葉。
例えば「get out of doubt」は
不可解で不確かな状況から脱出すること
反対に「run out of doubt」は
これ以上疑念を抱きたくないという疲弊感を意味します。
本展では「ダウト」という概念に着目し
現代の日本の社会やアートをあらためて問い直し
物事の真理や本質を明らかにしていきます。
☆コンシェルジュ・バミのものしりになれる?!メモ☆
「六本木クロッシング」とは?
森美術館の「六本木クロッシング」は
3年に一度、日本のアートシーンを総覧するイベントです。
定点観測的な展覧会として、2004年以来開催してきたシリーズ展。
現代美術を中心に、絵画、彫刻、デザイン、ファッション
建築、メディアアートなど多様なジャンルから
いま最も注目すべきアーティストを紹介するイベントです。
毎回、複数のキュレーターが企画に参加し
長いキャリアをもつベテランの方から新進気鋭の若手の方まで
時代を代表するにふさわしいアーティストの方たちを
選出しています。
さまざまな作品が「交差(クロッシング)」し
新しい創造力や対話を生む本シリーズ。
アートの最新動向を知るうえで見逃すことのできない展覧会です♪
出展アーティストの方々
•赤瀬川原平さん(1937年神奈川生まれ、東京在住)
•アキラ・アキラさん(1981年兵庫生まれ、オーストラリア在住)
•新井 卓さん(1978年神奈川生まれ、在住)
•荒川 医&南川史門さん(1977年福島生まれ、アメリカ在住 [荒川]/1972年東京生まれ、在住 [南川])
•朝海陽子さん(1974年東京生まれ、在住)
•千葉正也さん(1980年秋田生まれ、神奈川在住)
•遠藤一郎さん(1979年静岡生まれ、「未来へ号」にて生活)
•サイモン・フジワラさん(1982年イギリス生まれ、ドイツ在住)
•岩田草平×プロマイノリティさん(1979年和歌山生まれ、東京在住 [岩田]/2012年結成、東京およびインドの西ベンガルを拠点に活動 [プロマイノリティ])
•泉 太郎さん(1976年奈良生まれ、東京在住)
•金氏徹平さん(1978年京都生まれ、在住)
•風間サチコさん(1972年東京生まれ、在住)
•小林史子さん(1977年東京生まれ、在住)
•小泉明郎さん(1976年群馬生まれ、神奈川在住)
•満田晴穂さん(1980年鳥取生まれ、東京在住)
•森 千裕さん(1978年大阪生まれ、東京在住)
•中平卓馬さん(1938年東京生まれ、神奈川在住)
•中村 宏さん(1932年静岡生まれ、東京在住)
•中村裕太さん(1983年東京生まれ、京都在住)
•丹羽良徳さん(1982年愛知生まれ、東京在住)
•奥村雄樹さん(1978年青森生まれ、ベルギー在住)
•プロジェクトFUKUSHIMA!さん(2011年結成、福島を拠点に活動)
•流井幸治さん(1976年京都生まれ、オーストラリア在住)
•笹本 晃さん(1980年神奈川生まれ、アメリカ在住)
•下道基行さん(1978年岡山生まれ、愛知在住)
•菅 木志雄さん(1944年岩手生まれ、静岡在住)
•田島美加さん(1975年アメリカ生まれ、在住)
•高坂正人さん(1977年オーストラリア生まれ、在住)
•柳 幸典さん(1959年福岡生まれ、広島在住)
※アーティスト・グループ名/姓のアルファベット順
森美術館さん、開館10周年なんですね。
関連イベントもたくさん用意されているようですので
ぜひサイトをのぞいてみてください☆
http://www.mori.art.museum/contents/roppongix2013/
(c)森美術館