マスコミでも大きな注目を集めるようになった「マンガ大賞」。
先日17日にマンガ大賞2010(2009年度に発表されたマンガが対象)が発表されました!
■マンガ大賞とは■
2007年から始まり、今年で3回目を迎える
「今、この瞬間いちばん面白いマンガを決める」というコンセプトの賞です。
書店員さんを中心とした有志による選考委員・実行委員の方々が手弁当で集まって活動しています。
~下記、マンガ大賞さんのサイトよりご紹介です~
Q. どういう動機で始めたんですか?
年間に何百冊もマンガを読む読者は、「これはぜひ、他の人にも読んでもらいたい!」と思うような、 面白いマンガに出会うことがあります。
一方でマンガは、年間およそ一万点の新刊が出版され、ただでさえ選択肢が多いのに、
書店の店頭では、ビニールがかけれていて、店頭で試し読みができない場合も少なくありません。
そこで、面白いマンガを周りのひとに宣伝したい読者が 「このマンガはこんなに面白いよ!」と、
マンガに興味はあるけれどそれほどディープではないひとに伝えるために、始めました。
いろんな方が、マンガ大賞をひとつのきっかけに、面白いマンガに出会ってもらえたら幸いです。
あと、マンガ読者として、ほかのマンガ読者の意見を集めることで、面白いマンガを見逃さずに、貪欲に読みたい!
という気持ちもあります。
Q. なぜ、投票対象が、8巻までなの?
だいたい一番単行本が出るのが早い週刊連載で、3ヶ月に1巻、新刊が出版されます。
年に4回×2年で、8巻です。
それだけの期間があれば、 人に勧めたいマンガの面白さは発揮されていると思います。
逆にそれ以上の長さのものは、面白さは世間に知れ渡っているだろう、ということで、8巻までを対象にしました。
あと、これ以上長いと、気軽に手に取るには、ちょっと量がありすぎるかな、というのもあります。
Q. 選考員は、どうやって選んでいるの?
今回に関しては、 普段からマンガの現場でマンガに接している実行委員会のメンバーが、
「この人はマンガに対して熱を持っている!」と直接存じ上げている方に声をかけて集まって頂きました。
なお、マンガが売れることに直接の利害関係があるマンガ家さん本人や、編集者の方、ブックデザイナーの方は、
公正を期するために、選考員にはなっていただいていません。
Q. 運営のコストはどうなっているの?
公正を旨とする企画意図からして営利を追求することはなじまないので、サイトのデザイン、運営、ロゴ制作、ほかすべて、
趣旨に賛同してくださった方にボランティア、ノーギャラでお願いしています。
選考員の方、ほか協力スタッフの方、「マンガの話をしながら酒が飲みたい」を合い言葉に、皆さん手弁当で参加して頂いております。
■マンガ大賞2010・・・
今年「マンガ大賞2010」にノミネートされた作品は10作品。
1次選考では選考員89人が200作品へ投票を行いました。
大ヒット漫画『DEATH NOTE』の大場つぐみ(作)・小畑健(絵)コンビによる、漫画家を目指す少年を主人公に据えた『バクマン。』(集英社)
2009年の第2回にもノミネートされた『宇宙兄弟』(小山宙哉、講談社)などが選出さました。
ちなみに、2008年に発表された第1回目の大賞は『岳』(石塚真一、小学館)
2009年の第2回目の大賞は『ちはやふる』(末次由紀氏、講談社)が受賞しています。
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♪♪♪気になる2010のマンガ大賞は・・・♪♪♪
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大賞:『テルマエ・ロマエ』ヤマザキマリ
2位:『宇宙兄弟』小山宙哉
3位:『バクマン。』大場つぐみ・小畑健
4位:『アイアムアヒーロー』花沢健吾
5位:『娚の一生』西炯子
6位:『虫と歌 市川春子作品集』市川春子
7位:『海月姫』東村アキコ
8位:『モテキ』久保ミツロウ
9位:『高校球児ザワさん』三島衛里子
10位:『アオイホノオ』島本和彦
となりました!
出版不況と言われて久しいですが、これを機に、今年も業界を上げて頑張って欲しいです!
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