マンガの活用が様々な分野で広がっているのはご存知の通りなのですが
アカデミック、国策的な面でも、マンガの活用例は増えてきています。
今日は、そんなマンガの活用の中で、最近始まった
文部省による活用例をご紹介したいと思います。
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「熟議カケアイ」・・・?
いったい・・・何・・・?!
と思われた方も多いことでしょう。
まず、サイト名である「熟議」の意味ですがサイトによると
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「熟議」とは、多くの当事者による「熟慮」と「討議」を重ねながら政策を形成していくことです。
具体的には、政策を形成する際の、下記のようなプロセスのことを言います。
1.多くの当事者(保護者、教員、地域住民等)が集まって、
2.課題について学習・熟慮し、討議をすることにより、
3.互いの立場や果たすべき役割への理解が深まるとともに、
4.解決策が洗練され、
5.個々人が納得して自分の役割を果たすようになる、
教育を取り巻く様々な状況の変化を踏まえつつ、課題に立ち向かい、
乗り越えるための知恵と実行力を生み出していくためには、
教育現場に関わる様々な立場の方による「熟議」に基づく
教育政策形成を促進することが求められています。
と、さすがは文部省、日本語のお手本のような文章が綴られております・・・。
このサイトの目的、意義としては・・・
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~熟議(じゅくぎ)カケアイ宣言~
子どもたちは、どう育ち、育てられ、未来の日本をつくっていくのでしょうか。
今、この国の教育は大きな困難と不確実な岐路に立っています。
複雑で多様な問題をどのように解決し、どんな将来像を描いていくのか。
文科省の教育政策にとっていちばん必要なもの。原点にあるもの。
それは、ビビッドでリアルな現場の声にあると考えました。
教育者、保護者、市民、識者、教員をめざす若者たちの声やつぶやきが集まり、自由に議論される場をつくる。
議論が議論を呼び、「熟議」されていき、政策形成が確かになっていく。そして、その政策が次の入り口になっていく。
この市民主役のプロセスこそ、今、求められており、実行しなければいけないものだと考えました。
熟議カケアイ。参加してください。
子どもたちの教育が変われば、日本の未来が変わります。
ということに集約されていますが、教育問題を
広く一般的に議論するためにWEB上にそうした議論の場を設けようではないか・・・
という試みのようです。
◎ずいぶんと前置きが長くなってしまいましたが
今日の話題は、「マンガの活用」・・・でした。
そう、このサイトでも、マンガが活用されているのです。
現在の作品数は3つほどですが、これからも増えていくと思います。
まんがで分かる熟議
まんがで分かる熟議「村人編」
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まんがで分かる熟議「晩ごはん編」
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まんがで分かる熟議「学園祭編」
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それぞれの作品に作家さんの味がでていて興味をそそられます。
日本の教育改革も含めて、期待・注目したいサイトになりそうです。