【コンシェルジュ・バミ】最後のマンガ展

 GWもようやく?!明けた感じでしょうか。

街も行き交う人も、日常に戻った感じです☆彡

さてさて、GW中から仙台で開催されている

マンガ界注目の展示会をご存じでしょうか。

2年前に上野の森美術館で開催された際に見に行かれた方も少なくないのではないかと思います。

その表現力豊かな描写で有名な井上雄彦氏の「最後のマンガ展」が

いよいよ、本当に最後・・・ということで「最終重版」としてせんだいメディアテークで5月3日から開催されています。

会場の入口にある壁に描かれた幅20メートルの絵は、開催前日までに、井上氏が実際に現場で描き上げた作品です。

「最後のマンガ展」は2008年5月~7月に初開催されてから「重版」として熊本、大阪を巡回し、今回の仙台会場が最後の公開・・・となっています。

展示内容は「バガボンド」がモチーフとなって、会場全体に配置された約140点の肉筆画で構成されています。

作品の展示位置や導線の取り方、照明など細部まで井上氏がスタッフと意見を交わしながら決定するこだわりのある展示会です。

しかし、「鑑賞者には先入観を持たずに作品を読み進めてほしい」という井上氏の強い意向から、ストーリー内容は一切非公開になっています。

なお、展示会の期間中は展示会場のある1階のクレプスキュール・カフェで展示を見た人の感想がリアルタイムで映し出される「芳名ボード」が設置され

「バガボンド」のイラストが描かれたコースターが使用されています。

井上氏は今回の展示会にあたって・・・

「熊本、大阪と非常に良いかたちに進化していったマンガ展だが、そのために費やすエネルギーもまた大きく、

回数を重ねることは難しいため今回で幕を下ろすことにした。もう再び会うことのない物語を、僕自身も楽しみたいと思う」とコメントされています。

開催時間:10時~20時(最終入場19時)
観覧料:1,500円(小・中学生は500円)
会期:5月3日~6月13日まで

詳しくはサイトへ!・・・http://www.flow-er.co.jp/sendai/info/

バガボンドは井上氏の作品の中でも特にリアル、自然、存在感に評価の高い作品ですので

その世界観を展示会にこだわって表現されたというこの展示会は

きっと何か迫るものがあるでしょうね☆彡

先代の地まで、バガボンドに歴史を重ねて、赴いてみるのも楽しみがありますね。

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