西洋美術史の巨匠であり
フランダースの犬に登場することでも知られる
ルーベンスの作品を扱った展示会が開催中です。
◆ ルーベンス展 ◆
会期 : 開催中~2019年1月20日(日)
会場 : 国立西洋美術館(東京・上野公園)
東京都台東区上野公園7-7
時間 : 9:30~17:30
※金土は20:00まで
休館日 : 月曜日(1/14は開館)
12/28~1/1、1/15
観覧料 : 一般1,600円、大学生1,200円
高校生800円、中学生以下無料
http://www.tbs.co.jp/rubens2018/
壮麗華美な美術様式「バロック」が栄えた
17世紀ヨーロッパを代表する画家ルーベンスと
イタリア・バロック美術、双方向の影響関係に
焦点を当てた初の試みとなる展覧会が開催中です。
本展ではルーベンスの作品を、古代彫刻や先行する
16世紀のイタリアの芸術家の作品、同時代以降の
イタリア・バロックの芸術家たちの作品とともに展示しています。
「ルーベンスによる古代美術とイタリア美術の学習」や
「英雄としての聖人たち:宗教画とバロック」
「神話の叙述」など7つのテーマを章立て
ルーベンスがイタリアから何を学んだのかに着目するとともに
イタリア・バロック美術との関係を明らかにする内容です。
彼の手がけた作品や関連作品を含め
大型作品を中心に約70点が展示される日本最大級の回顧展です。
ルーベンスは宮廷外交の立役者としても
非常に活躍した人物だったそうです。
そうした背景からも作品を見ると
新たな発見が多そうですね。
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