日本画というと淡い色使いを
思い浮かべるかもしれませんが
パッと目を惹くような
色鮮やかな色彩を持つものもあります。
◆ 【山種美術館 広尾開館10周年記念特別展】東山魁夷の青・奥田元宋の赤 ◆
会期 : 開催中~2019年12月22日(日)
会場 : 山種美術館
東京都渋谷区広尾3-12-36
開館時間 : 10:00~17:00
※入館は16:30まで
休館日 : 月曜日
入館料 : 1,200円/大高生900円/中学生以下無料
http://www.yamatane-museum.jp/exh/2019/kaii-genso.html
「東山魁夷の青、奥田元宋の赤」と言うように
ある特定の色が画家の名と結び付けられ
代名詞のように語られることがあります。
絵画の中の色は、作品のイメージや画家本人の世界観を
伝えるうえで、重要な役割を担っているといえるでしょう。
今回の展示会では近代・現代の日本画から印象的に
色が表された作品を取り上げ、画家と色の密接な関わりを
ひもとく内容です。
《年暮る》で雪降る京都を青色で静謐に表した魁夷
《奥入瀬(秋)》で紅葉した奥入瀬渓流を赤色で鮮麗に
描いた元宋をはじめ、竹内栖鳳、奥村土牛など
色を効果的に取り入れた日本画家の作品が
約50点展示されます。
赤、青、黄色など日本画で使われる絵の具は
鉱物や貝殻などの希少な天然素材から作られます。
日本画ならではの発色の美しさが楽しめますよ。
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