各都道府県には漫画家の先生にちなんだミュージアムや漫画館のような施設があり
マンガやアニメなどに触れる機会がありますが、地域の物語をマンガ化するような取り組みも増えてきているように思います。
今回はそんな伝記的なマンガ化のお話です。
舞台は福岡県の筑豊地域。
炭鉱の経営で財を成し、「筑豊の炭鉱王」とも呼ばれた伊藤伝右衛門氏(1860-1947)の生涯を広く紹介しようと
地元出身者や市民が一丸となって伊藤伝右衛門氏を主人公とした漫画が出版に向けて着々と進んでいます。
来春に、「伊藤伝右エ門物語」として出版予定とのことです。
170ページとかなりのボリュームが既に半分以上が完成しているということで
完成が楽しみです☆
ちなみに・・・ストリーとしては・・・
魚の行商人を営む貧しい家に生まれた伝右衛門氏が炭鉱経営で立身出世を遂げる姿を描き
豪華な暮らしぶりの一方で、遠賀川の大改修や女学校創設などに私財を投じて防災や教育にも貢献した
といったエピソードが紹介されるということです。
地域活性化にマンガが使われるのは嬉しいことですね。
(c)The Nishinippon Shimbun