1月中は年始のご挨拶関係だったり、昨年やり残したお仕事の仕上げだったりで
皆さんお忙しくされているようですが、あっという間に1月もあと1週間ほどになりました・・・。
2月には展示会がありますから、忙しくなりそうです・・・!!
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清水研介 フィンランド想像 @ 表参道ギャラリー80
さてさて、お仕事にまつわる話題で面白い話題がありました。
神戸新聞社さんのアルバイト募集のお知らせです。
「緊急雇用創出事業に基づくアルバイト募集」として神戸新聞社さんが募集したのが・・・
“オタ知識豊富で、ネットに顔出しOK な方歓迎”
そんな「急募」案内でした。
ちなみに、ただし失業者に限る、との条件つきでしたよ。
仕事内容としては兵庫県内のサブカル関連の萌え系ニュースなどを取材して、ウェブ制作・更新をするというもので
情報発信の際に映像や写真の中にレポーター本人に登場して貰う場合があるので、顔出しOK、アナウンス、DJ、声優などのパフォーマンスに関心がある人ならなお大歓迎
というアピール付きでの募集でした。
そして、この募集を印象付けたのがこの一枚。
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神戸新聞社さんのwebサイトに掲載されている求人情報のトップに
「右のキャラクターがいまいち萌えない理由を3つあげなさい」
という問題までも用意されていました!!
気になる条件面も書いておきましょうね。
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雇用期間:1月下旬から3月末までの2ヶ月(場合によっては来年3月まで更新あり)
勤務時間:朝10時から夕方18時までの8時間
日給:8,000円 週4日勤務
雇用保険、厚生年金、健康保険、労災保険の社会保険完備
募集人数:2名
■兵庫県の緊急雇用創出事業に基づいた募集のため兵庫県内の現在失業中の人のみ
残念ながら?応募は1月14日(必着)で締めきられていますが、その後、こんなコメントを出されています。
(1)なぜこのような求人をしようと思ったのでしょうか?「緊急雇用創出事業」で「サブカル関係の取材」をする求人を出された経緯を教えて下さい
あくまで「求人チラシ」としての扱いで掲載しました。「サブカルに精通した人材を求める」という目的のため、なるべく対象となる方々の目に触れる、そして興味を持っていただく必要がありました。
(2-1) 採用された場合、合格者はどのような仕事をされるのでしょうか。
兵庫県からの委託事業に基づき、様々な研修を受けていただきながら、「兵庫県のサブカルツーリズム」をテーマにしたサイト作りを行います。
(2-2) 雇用期間が1月下旬~3月末までの2ヶ月と短いことは何か意味があるのでしょうか。
兵庫県の年度末である本年3月末が一度目の契約終了日となっております。 当事業はその後、2012年の3月まで1年間継続される予定ですので、問題がなければ契約は継続されます。
(3)応募者は、どのような方(年齢、性別など)が、どれくらいいましたでしょうか。
詳しくお答えできませんが、通常のアルバイト募集より4倍から5倍のご応募をいただきました。ただ、ネットニュースなどに掲載された日と締切日が同じだったため、一連の報道による応募総数への影響はあまりなかったと考えています。
(4)これからどういったスケジュールで合格者の発表や採用が行われるのでしょうか。
採用者の公表の予定はありません。
(5)どのような回答が多かったでしょうか。珍しい回答はありましたか。また、神戸新聞社様でお考えになる正解はありますでしょうか。
正直に申し上げますと、個性を表現する一つの機会になったと思われますが、宣伝コピーが目的でしたので「正式な試験問題」とするつもりはございませんでした。
従って、正解は用意しておりません。履歴書に“答え”を添付している方もおられましたが、応募の際の必須ではなかったため、審査の対象にはしておりません。
「萌え」というものの定義は、ある程度の共通認識はあると思うのですが、細かい要素については「人それぞれ」と、改めて感じました。
(6)ニコニコ動画で二次創作の動画が作成されたり、独自のイラストが描かれたりと大反響となっていますが、どう思いますでしょうか。
弊社のイラストから二次創作物を作って掲載していただくことは正直、驚くとともに非常にうれしく感じております。
動画が上がったのが15日の深夜だと思うのですが、イラストが盛り上がり始めたのが同日の昼でしたので、率直な感想は、やはり「早い!」でした。
(7-1) この絵はどなたが描かれたのでしょうか。
社内スタッフが描きました。
(7-2) また、一部で初音ミクに似ているという話もありますが、意識をされたのでしょうか。
「分かりやすい(と思われる)ある程度の萌え要素」を盛り込もうとしたため、「非常に似ている」と、ご指摘いただく結果になったようです。
(8)今後、このキャラクターが何か新しい展開を起こす可能性はありますでしょうか。
弊社としていますぐに何か具体的なものは提示できませんが、今後の可能性はあると思います。
ただ、新聞社としてコンプライアンスを守り、みなさんに育てていただいたキャラクターを傷付けないことを第一に心がけたいと考えております。
また、二次創作物の配布は許諾の必要なく楽しんでいただきたいと考えています。同人誌に掲載したり、フィギュアを製作したりする方がおられるかもしれません。
できましたら弊社も一緒に楽しませていただきたいので、その際はぜひお知らせいただけましたら幸いです。
(9)日本独特の「萌え」といった文化には、これからどのような可能性があると思いますでしょうか。
日本全体については皆さんがお考えになっていることと同じような考えです。
兵庫県の新聞社としては、「萌え」は東京だけではなく、地域に根ざす大切な文化として育ってほしいと願っておりますので、可能性を信じて真剣に取り組む所存でおります。
今後ともご支援いただければ幸いです。よろしくお願いします。
ある意味で狙っていたのかもしれませんが、予想以上の反響にビックリされているみたいですね。
都内の出版社さんとかが同じようなことをやる可能性もなくはない?!
漫画家の方やアニメーターの方向けの支援も、どこかの企業さんで実施して
厳しい環境を打破して欲しいと思います☆
労働力の確保で世界に輸出できるコンテンツが作れると思えば、
市民にも資金が届く訳で、税金の有意義な使い方ではないでしょうか◎
能力ある人が活躍できる場を作るという意味では、神戸新聞社さんの今回の事例は
とても大きな出来事のように思いました!!
社労士の先生方にも頑張ってもらわねば・・・です☆
(C) 2009 The Kobe Shimbun
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