イラストを描いたり、マンガを描いたり、フィギィアを作ったり
自ら何かを生み出している方々は
こだわる・・・極める・・・という点に置いて
共通するものを持っていると感じます。
ブランド品には、そんなこだわりが随所にちりばめられていて
たくさんの物語が詰まっていますが
そんなブランドの一つ、エルメスさんで映画の上映があるようです。
銀座にあるメゾンエルメスさんの10階には
予約制のミニシアター「ル・ステュディオ」があります。
「パリの街角の映画館」をテーマにした40席の上映スペースです。
こちらのほうで、9月30日から、エルメスの裏方を支える職人に焦点を
当てたドキュメンタリー映画「Hearts and Crafts(ハート&クラフト)」が
上映されます。
メゾンエルメスさんは2001年のオープン。今年で10周年です。
これまでは年5回のプログラムで上映を行ってきました。
・ピーター・ブルック監督 「注目すべき人々との出会い」(1979年)
・ピエル・パオロ・パゾリーニ監督 「TEOREMA(テオレマ)」(1968年)
・フランスの劇団「ロワイヤル・ド・リュクス」のドキュメンタリー
など
今回上映されるドキュメンタリー映画「Hearts and Crafts(ハート&クラフト)」
は、エルメスの本年度のテーマ「現代に生きるアルチザン(=職人)」
に合わせて製作されたドキュメンタリー映画です。
フランスのアトリエに職人たちを訪ね、革、クリスタル、シルク、金属などが
奏でる響きや職人たちの言葉と沈黙を捉えた作品で、
フレデリック・ラフォン氏とイザベル・デュピュイ=シャヴァナ氏が
共同監督を務めています。
同作の上映に合わせて「ドキュメンタリーフィルムから広がる世界」と
題した特集プログラムが組まれており、過去の上映作品から5作品が
上映されます。日本最大規模のドキュメンタリー映画祭として知られる
「山形国際ドキュメンタリー映画祭」からも上映されます。
事前予約制で入場無料で鑑賞できます。
11月27日まで開催されているので、お時間をつくって
みにいかれてはいかがでしょうか♪
http://www.art-it.asia/u/maisonhermes/JRkr9x0XNsljSnFq5bwh
メゾンエルメス10階ル・ステュディオ 特集プログラム
「ドキュメンタリーフィルムから広がる世界」
A. エルメス製作映画 「ハート&クラフト」(2011)
監督:フレデリック・ラフォン&イザベル・デュピュイ=シャヴァナ
B. エルメス ル・ステュディオがセレクトした <パリと職人たち>
「パリの小さな仕事」(1932) 監督:ピエール・シュナル
「帽子職人」(1996) 監督:ベルナール・ラスカーズ
「ダゲール街の人々」(1975) 監督:アニエス・ヴァルダ
C. 山形国際ドキュメンタリー映画祭 過去作品ライブラリーより
「ピクチャー・オブ・ライト」(1994)(1995 優秀賞) 監督:ピーター・メトラー
「アンダーグラウンド・オーケストラ」(1997)(1999 審査員特別賞) 監督:エディ・ホニグマン
「羊飼いのバラード」(2002) 監督:エリッヒ・ラングヤール
「メランコリア 3つの部屋」(2004) 監督:ピルヨ・ホンカサロ
「アレンテージョ、めぐりあい」(2006)(2007 山形市長賞) 監督:ピエール=マリー・グレ
D. 山形国際ドキュメンタリー映画祭 本年度コンペティション作品より
「遊牧民の家」(2010) 監督:イマン・カメル
「星空の下で」(2010) 監督:レナード・レーテル・ヘルムリッヒ
「川の抱擁」(2010) 監督:ニコラス・リンコン・ギル
「日は成した」(2011) 監督:トーマス・イムバッハ
*All YIDFF films are in English or with English subtitles.
E. 特別上映「テザ 慟哭の大地」
『テザ 慟哭の大地』TEZA (2008) 監督: ハイレ・ゲリマ Haile Gerima
(c)2011 HERMES JAPON CO,. LTD.
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