今日から5月ですね☆
新緑の草木に包まれて気分も高らかに
五月病を吹き飛ばしていきましょう!!
ということで、気分一新で
こんな体験をしてみてはいかがでしょうか。
「第八十八回 東をどり」
日時:2012年5月27日(日)~30日(水)
第一部:11:30~13:00(開場11:00)
第二部:13:40~15:10(開場13:10)
第三部:15:50~17:20(開場15:20)
会場:新橋演舞場
気軽に美味しいお食事を召し上がりながら
歌舞伎に触れてみよう・・・!というものです。
◆ 新橋料亭が揃って競う“東をどりの食” ◆
新ばしの六料亭(新喜楽・金田中・東京吉兆・松山・米村・やま袮)が手を合わせ、
のれんをかけて競う東をどりに限っての特別な「松花堂」「鮨折」をご堪能戴けます。
“六料亭の松花堂”と“料亭の鮨折”で“東をどりの食”を堪能
◎六料亭の松花堂 5,500円(税込)
松花堂弁当の生みの親である湯木貞一翁の孫、東京吉兆 湯木義夫が
春から初夏の素材を使い、献立を立てます。その献立を元に、
新喜楽、金田中、東京吉兆、松山、米村、やま袮、六つの料亭が
自店に伝わる特色を活かし、お弁当を作ります。
各料亭の解釈が加わり、蓋を開ければ全く異なる景色を持った
松花堂弁当が揃います。
年に一度、誇りと意気で違いを競う“食の競演”にどうぞご期待下さい。
“六料亭の松花堂”は地下食堂「東」にて御用意致します。
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◎料亭の鮨折 2,000円(税込)
六料亭が手を合わせ、つくる“料亭の鮨折”です。
煮炊きした具を混ぜ入れる散らし鮨に錦糸玉子を敷き詰め、
海老、白魚、焼穴子、彩り鮮やかな具材を散らします。
口取り(酒肴)8種を添えた豪華な折詰めとなっています。
“料亭の鮨折”はお座席でお気軽にお召上がり戴けます。
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☆コンシェルジュ・バミのものしりになれる?!メモ☆
東をどりとは? ~東をどり公式サイトより~
日本文化を遊ぶ招待状
芸者の踊りと料亭の食を合わせた大料亭「新橋演舞場」の文化遊び
新橋花柳界の特別な催しが東をどり。
明治の頃、芸能を街の色に決めた新ばし芸者は一流の師匠を迎えて
踊りと邦楽、技芸を鑽きました。やがて芸の新橋と云われるようになり、
大正14年にその披露の場に新橋演舞場を建設します。
当時、最新のレンガ造りの小屋は新橋らしい進取の風と云えましょう。
第一回の東をどりをそのこけら落とし公演に、数えて今年は88回を迎えました。
戦争でレンガの壁を残して焼けた演舞場、復興、東をどりでは当時の文豪から
舞踊劇の脚本をもらいます。吉川英治、川端康成、谷崎潤一郎、井上靖、川口松太郎
などなど、錚々たる人脈です。女だけの舞踊劇、台詞の稽古などしたことのない
芸者衆の舞台は大きな挑戦です。そこにまり千代と云うスターが現れます。
男姿も凛々しく踊りの名手の出現に東をどりは春秋のふた月の興行となり、
まり千代のブロマイドを持った女学生が楽屋口に人垣をつくる光景がありました。
今の東をどり、5月終わりの4日間、一見お断り花柳界の門が開きます。
そこには日本の料理に芸能、書画、工芸、華道、茶道、建築まで
日本の時が育む文化が在ります。どこか、自信を無くしている日本人、国の文化に
それを取り戻すきっかけがあると思います。
演舞場を料亭に見立て、文化を遊ぶときが東をどり。
難しいことはさて置いて、芸者の踊りに綺麗を観て、料亭の味を楽しむ。
それは忘れかけた日本を取り戻す文化の入口と思っております。
これだけの料理と舞台を見れば
きっとたくさんの刺激と文化の情緒に
心舞い踊ること間違いなしですね♪
・・・できれば、着物で行きたいコンシェルジュ・バミでした☆
第88回 東をどり公式WEB
(c) 東京新橋組合