いよいよ12月・・・!
寒さも12月仕様かのように寒い日です。。。
さて、12月5日は『のらくろ』が初めて単行本になった日ということを知り
そういえば最近見ていない・・・と思い気になったので調べてみました!
『のらくろ』とは、田河水泡先生の漫画で、主人公である野良犬の名前です。
『のらくろ』の初の単行本が出版されたのは今から80年前の1932年。
大日本雄弁会講談社(現・講談社)さんの月刊誌「少年倶楽部」に連載されたのが
「のらくろ」登場の原点です。
初の単行本は連載分を書き下ろした『のらくろ上等兵』で
定価は・・・1円!
コンシェルジュ・バミの調べた当時の価値換算だと800円くらいです。
「少年倶楽部」さんで1931年から連載が始まり、
1941年に一度打ち切りを経て、戦後に潮書房さんの雑誌「丸」に
探偵の物語として再開され、1981年まで続きました。
当時としてはキャラクター商品も多数発売され
人気を博したようです。
しかも、漫画界としては異例なことに1989年に
漫画執筆権をお弟子さんである「のらくろトリオ」といわれた
山根青鬼先生、山根赤鬼先生、永田竹丸先生に継承。
今でも新作が発表されています!
田河水泡先生の「のらくろ館」が
江東区森下文化センター1階の常設特別会場にあるということですので
機会があれば立ち寄ってみてください☆
http://www5a.biglobe.ne.jp/~norakuro/sub1/index.htm
江東区森下文化センター
http://www.kcf.or.jp/morishita/facilities.html
(c)田河水泡/講談社・江東区森下文化センター