【Art】この長々と続くフルカラーの物語には、幸せな終わりがない

不思議な名前を冠した企画展。

”一体どんなものだろう?”と興味を引かれました・・・!

一見ファンタジックな絵画の裏に潜む物語とは・・・?

とても不思議な魅力を持つジャック・マックレーン氏の企画展です。

 

 

この長々と続くフルカラーの物語には、幸せな終わりがない (1)

◆◆◆この長々と続くフルカラーの物語には、幸せな終わりがない

It’s a long story, in full colour, without a happy ending◆◆◆

期日: 開催中~2015.2.15

場所: The Container (inside Bross hair salon)

東京都目黒区上目黒1-8-30, 1Fヒルズ

http://the-container.com/

 

 

この長々と続くフルカラーの物語には、幸せな終わりがない (2)

 

ジャック・マックレーン氏の作品にふれるということは

単に絵画を見るということではありません。

それは、マックレーン氏の産み出した

不思議なファンタジーの世界を覗くということです。

マックレーン氏が丁寧に思い描く不思議と驚きに満ちた世界は

奇妙なシナリオと人物達でいっぱいです。

マックレーン氏の作品の登場人物は、まさに色とりどり。

 

 

フィクションから歴史的人物

マックレーン氏自身が出会った印象的な人物が続々と登場してきます。

彼が絶えず持ち歩く、小さなスケッチブックは人のスケッチでいっぱいです。

二十年前、スコットランドに住んでいた頃の知り合いから

東京の込み合った電車ですれ違った人達。

悪夢から蘇えったゾンビ、ヤンキー

肥満症の観光客、オカマ男からサラリーマンなど

様々な人物が見られます。

 

マックレーン氏の豊かな創造力により

記憶と想像はスケッチへと変わり

私たちの目の前に広がる絵画の中の世界が発現します。

シリーズは全部で七つの絵画です。

この七つの中で、繰り返し絵画に現れてくる人物が三人います。

それは、マックレーン氏の過去の作品から引っ張りだされた

イエッテー彫像とピエロです。

 

 

マックレーンの絵図には、奇妙な効果があります。

ついつい、熱中してしまい、見ることをやめられなくなります。

まるで、友達の子供のころのアルバムを

こっそり見るかのような感覚におそわれます。

面白くて、少し狂っている

マックレーンの作品は視聴者を時には笑わせ

時には心配させるでしょう。

 

彼独特の、ブリティッシュユーモアで

一つ一つのシナリオはパロディで豊富です。

ジャック・マックレーン氏:Jack McLean

http://jackmclean.web.fc2.com/jackbio.html

 

展覧会の続きが気になる・・・

それはマンガや書籍とも同じことですね。

自分自身で楽しみつつ作品を描いている

イマジネーションがたっぷりつまった

マックレーン氏の世界に私たちも入り込んでみましょう☆

 

(c)The Container

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